[CML 001215] 補足

鈴木 俊彦 tosihico at u01.gate01.com
2009年 9月 2日 (水) 23:53:09 JST


東本高志様

千葉の鈴木です。
私の「社民党評価」は正しいだろうか、とメールを頂きました。確かに粗雑な
言い方をしてしまい反省しています。遅くなりましたが補足をさせて下さい。
このような個人意見はメーリングリストを使わず東本さんの個人アドレス宛に
送信すべきかもしれませんが、他に気にして下さっている方もあるかと思い、
リストにお送りします。(お目障りな方はすみせんが消去して下さい)

私は中学生の時に既に当時の社会党を応援していました。反戦への強い思いが
感じられたからです。以来半世紀、この党をいつも気にしてきました。
お正月に日比谷の派遣村でほんの少しお手伝いをしました。その時、どうして
社民党はこうした行動ができないのだろうと考え込みました。
派遣切りの不幸の反対側に「正規雇用者」たちがいます。彼等も決して「安全」
ではありませんが相対的に恵まれています。「労働者の政党」である社民党は、
この矛盾にどう対処しているのか、相対的に恵まれた側に立っていはしないか、
派遣村を見学するだけの社民党に、そんなことを考えていました。
思えば社会党そして社民党と、私の思いは裏切られつづけました。
この党は安保以来一度も、万を超える大衆と共に街頭で闘うことはありません
でした。この党はかつて北朝鮮帰還という政府の「棄民政策」に同調しました。
これは二重の裏切りでした。在日の人達が日本は「住みづらい」という現実に
真正面から取り組もうとせず、一方で北朝鮮を社会主義と誤認しました。
私も恥ずかしいことに80年代まで北朝鮮に期待していました。しかし私は研究
者でも政治家でない一市民です。知識もあり情報のルートもある専門家集団の
政党が誤認してどうします。
村山富市氏が自衛隊を合憲とし、土井たか子氏が小選挙区制導入の道を開いた
時は仰天しました。
政党だって誤りはするでしょう。問題はその誤りを認め、その後の行動にその
誤りを生かせるかです。この党が公式に誤りを認めた事実を私は知りません。

保坂展人候補が落選しました。痛恨の思いです。保坂氏は最高の候補者ですし、
石原伸晃との対決も話題を呼んでいるというのに、この党は比例区ですら彼を
当選させられませんでした。この党はもう歴史的使命を終えたとしか考えられ
ません。私の比例区への投票の呼びかけに「なぜ俺が今さら社民党に投票する
んだ」と言った先輩がいました。彼のような人は他にもいたことでしょう。
私は南関東比例区の阿部知子候補のビラをかなり配りました。しかし社会新報
は恥ずかしくて一枚も配れませんでした。そこには少数政党としての方針も心
意気もなく、大政党のようなバラ色の政策つまり画餅が並べてありました。
ヨーロッパの少数政党のユニークな活動を見るたびに、この党の古さが際立ち
ます。
毎日新聞にこんなデータがありました。新議員の平均年齢は、民主党49.4歳、
自民党56.6歳、公明党58.0歳、共産党56.4歳、そして社民党61.0歳…

鈴木俊彦


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