[CML 001196] 扉をたたく人、アラビアのロレンス、TVパレスチナ問題って何

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2009年 9月 1日 (火) 18:04:49 JST


転送・転載歓迎


京都の菊池です。

テレビの新聞欄によると
9/1火曜19時〜
ABCテレビ(テレビ朝日系)
学べるニュースショー
池上彰の知って得するニュースのギモンSP

パレスチナ問題って何 徹底解説・・・

が放送予定となっています。

占領地からの撤退を求める国連決議を無視し続けて、イスラエルが封鎖し実質占領し続けている
ガザ地区、
と放送のとき言わず

しかも、
アメリカの選挙監視団も民主的と認めた選挙によって選ばれた
ということは言わずに

イスラム原理主義ハマスが、
実効支配している

という長い形容詞は
忘れず付けて
ガザ地区
を読みあげる
NHKとは
違った検証を

民放だと行うでしょうか。

パレスチナ問題の
何を
どう
伝えるか、検証するか
興味深いです。


また、京都みなみ会館では
映画「アラビアのロレンス」を9/3まで上映中です。


京都シネマにて
9/11まで、
映画「扉をたたく人」
(http://www.tobira-movie.jp)
が上映されています。
ぜひ、ご覧ください

京都新聞2009/7/28火曜夕刊第二面
現代のことば欄で
岡真理さんが
ハビービーという題の文で
この「扉をたたく人」について書いています。
読んでぜひ映画を見てみたいと思ったすてきな文です。
図書館などで機会がありましたらぜひお読みください。

文から紹介します。

 アラビア語で愛しい男性のことを「ハビービー」という。女性なら「ハビブティ」。英語のMy Loveにあたるが、恋愛関係だけではない。子供や孫、大好きな友人、アラブ世界ではみんな「ハビービー」だ。
「扉をたたく人」は・・・
この「ハビービー」という言葉が、作品の重要な結節点となっている。

・・・作品が描くのは、人間は国籍や民族や宗教など関係なく、友情を結び、愛しく大切な存在になれるという真実だ。

・・・ユダヤ系アメリカ人研究者サラ・ロイの言葉を思い出す。・・・
 ホロコーストを経験したからこそ、ユダヤ人国家で生きるという選択肢はロイの母には存在しなかった。なぜなら、「ユダヤ人も大切にされるけれども、ユダヤ人以外の人々も大切にされる、そんな世界で生きたかったから」だ。それは、民族や信仰に関わりなく、誰もが私やあなたの「ハビービー」となる可能性に開かれた世界のことである。


※ほかに、文中の
人間としての「恥」の感覚にほかならない。・・・
の部分も印象に残りました。


菊池
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