[CML 001847] 在韓軍人軍属(グングン)裁判またしても不当判決!10月31日関西報告会のご案内
nakata mitsunobu
nkt-mi at d6.dion.ne.jp
2009年 10月 30日 (金) 09:30:22 JST
日本製鉄元徴用工裁判を支援する会 中田です。
複数のメーリングリストに送らせていただいています。重複される方申し訳ありません。
10月29日、東京高裁が地裁に続いての不当判決です。
まず原告らの9項目の請求について、日韓協定で触れられなかった問題も含めて全てが
「日韓請求権協定」で解決済みであるという常識では考えられない乱暴極まる判決です。
また、靖国合祀の国の関与についても「国が靖国神社に対し戦没者情報を通知した行為
は、宗教と関わりある行為であるが、合祀という宗教行為とその候補者の客観情報の収集
と提供という行為とは、性質の異なる別個の行為」であるので憲法20条第3項に違反し
ないと述べています。しかし、靖国神社は、国の名簿提供が「前提」としてなければ合祀
できないのです。また、裁判所自ら「宗教と関わりある行為」と認めているにもかかわら
ず憲法違反ではないというどう考えても矛盾した不当な判決と言わざるを得ません。
<判決後の院内集会での原告の訴え>
原告から日本の政権交代により一抹の期待をもったが、司法の壁は厚くその期待が裏切ら
れ失望の声があがった。イヒジャさんは、マイクを手にしたが、しばらく涙で声が出な
かった。97年に父の合祀を知ってからどのように責任を問えばいいのか考えて2001年提訴
した。資料をそろえるのに大変苦労した。提訴に日韓のメディアが興味を示した。2003年
にシベリア抑留者が追加提訴した。一審の判決棄却の時は今日ほど失望しなかった。
今日は言葉が出てこないほど失望が大きい。政権交代に期待していたから、今日の棄却に
失望したが、決して挫折はしない。上告して最高裁までいく。また、他の方法を探すため
に最善を尽くしたい。日本の国民が政権を変えたことに期待し、私達も努力したい。これ
からも見守って下さい。関心を持ち続けて下さい。今、胸が張り裂けるほど痛い。
毎日新聞報道
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091030ddm041040036000c.html
東京新聞報道
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009103002000047.html
グングン判決の関西での報告会を開きます。ぜひとも御参加下さい!
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10月31日(土)14:00 ドーンセンター5階セミナー室1
(京阪・地下鉄「天満橋」駅徒歩5分)
高裁判決・報告集会ビデオ上映
原告の訴え 李熙子(イヒジャ)さん
判決報告:大口昭彦弁護士
ゲスト :古川佳子さん(合祀イヤです訴訟原告)
※原告の李熙子(イヒジャ)さんは翌日11月1日(日)11:00〜に開催される大阪団結ま
つり(扇町公園)にも参加されます。
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