[CML 001735] 韓国で移住労働者活動家逮捕、釈放を求める署名にご協力を
Yorikazu Shimada
ningen at hotmail.com
2009年 10月 18日 (日) 17:09:03 JST
題名の件、転送します。
みなさんのご注目をお願いします。
(万が一文字化け等ありましたら、
http://blog.conflictive.info/?eid=78304
にて転載させてもらったので、ご確認いただければと思います。)
嶋田頼一
> *****転送・転載歓迎*****
>
> みなさま
>
> 李珍景(い・じんぎょん:一橋大学客員研究員)、
> 申知瑛(しん・じよん:東京在住・東京外大外国人研究者)、
> 金友子(きむうぢゃ:京都在住・非常勤講師)と申します。
>
> 韓国で知り合った移住労働者のミヌという友人が逮捕され、
> 強制送還の危機に瀕しています。
>
> 彼はネパール出身で17年間韓国に滞在しています。
> 移住労働者の放送局MWTV(Migrant Workers TV http://www.mwtv.kr/)
> で活動し、多国籍移住労働者バンド「Stop Crackdown」
> (http://cafe.daum.net/stopcrackdown)
> のボーカリストであり、毎年秋におこなわれる「移住労働者映画祭」
> (http://www.mwff.org/)の実行委員であり、韓国における移住
> 労働者の人権を勝ち取るために情熱的に活動してきた人物です。
>
> ミヌ氏の釈放および未登録移住労働者
> (「不法滞在」という言葉を避けるために、このように呼ばれています)
> の合法化を要請する署名を集めています。
>
> ご署名下さる方は10月20日までに、
> minu_trans at yahoo.co.jpに名前、住所、電話番号をお送りください。
> こちらで集約して「ミヌの釈放のための共同対策委(仮)」に送ります。
>
> 韓国では声明書の発表や記者会見、面会に行くなどさまざまな対応が計画
> されています(行動計画およびミヌ氏の略歴と関連記事、映像資料、
> その他ミヌ氏に関連する記事などはhttp://cafe.daum.net/free-minu
> (韓国語)にアップされています)。
> 日本では署名を集めることで、ミヌ氏の釈放に寄与したい所存です。ぜひ
> ご協力ください。
>
> 韓国政府の外国人労働者政策の多くは日本の政策をモデルにしています
> (たとえば1993年には日本の「外国人研修生制度」にならって「産業研修
> 生制度」を導入するなど)。
>
> 2005年に「移住労働者組合」が結成され(http://migrant.nodong.net/ver3/)、
> 08年に裁判所で移住労働者の組合結成は合法であるとの判決を受けましたが、
> 李明博政権になってから取り締まりと追放が一層強化され、
> 取り締まりの過程でビルの高層に追い詰められて墜落したり、
> 取り締まりにおびえて、チャイムの音でショック死したりと、死亡者も増加しています。
>
> とくに組合幹部や熱心な活動家は、取り締まりの標的とされており、
> 今回のミヌ氏の件も、取り締まり強化が予告されていた状況での狙い撃ちです。
>
> ミヌは本当に素晴らしい活動家・歌手で、
> ロック・バンド「Stop Crackdown」は、
> 移住労働者関連の集まりはもちろん、
> 韓国の労働運動やロウソク集会など、
> 運動がある場所であればどこにでも出向き、
> 力強い歌で皆を勇気づけてきました。
>
> いつも笑顔で子どもからも好かれる人柄ですが、
> ライブで歌う時にはいつも、裾が切られた赤いゴム手袋をはめて歌う決然とした闘士です。
> その切られた赤いゴム手袋は、
> プレスに手首を切られても病院ではなく警察に連れて行かれてしまう、
> 韓国での移住労働者の苦痛を忘れないためのものです。
>
> 「大変だし、帰りたいと思ったことはないのか」と聞かれれば、
> 「大変だから帰ろうかと思ったこともあるけど、
> その晩、ビク、ダラカ、アドレイなど、
> 追放の恐怖のせいで死んだ仲間たちが夢に出てきて、
> 懇願するように自分を眺めていた。彼らは泣いていた。
> だから彼らのために自分の考えや、自分の体を捧げることを決心した。
> だから出ていなかった、今後も出ていくつもりはない」
> と語っていました。
>
> しかし今、彼は出て行かざるを得なくなるかもしれないのです。
> 隣人の苦痛を癒し、苦痛なき世界・解放された世界を作ろうと言った彼が、
> 逮捕され追放される危機に直面しています。怒りと悔しさを禁じえません。
>
> 以下は嘆願書の翻訳です。ぜひお読みいただき御署名を寄せていただきたく思います。
>
> また、この件に関する質問等ございましたら、minu_trans at yahoo.co.jpにご一報ください。
>
> よろしくお願いいたします。
>
> 呼びかけ人:李珍景、申知瑛、金友子
>
>
> ****嘆願書(※署名欄の上の部分に該当する文章です)****
>
> “ミヌに自由を Free to Minu”
>
> 華城外国人保護所に収監されているミヌ(ミノード・モクタン、ネパール出身)の釈放を求めます。
>
> 韓国法務省は2009年10月12日から未登録移住労働者らに対する
> 集中的な取り締まりを行うと発表しました。
> そのようななか、10月8日移住労働者の放送局MWTVの活動家である
> ミヌ(ミノード・モクタン、ネパール出身)が、
> 出勤の途中で強制連行され、華城外国人保護所に収監されました。
> いつ強制退去になるかわからない状況です。
>
> 17年間、移住労働者として、移住民メディア活動家として、
> そしてミュージシャンとして移住労働者の人権と韓国社会の変化を渇望し
> 情熱的に生きてきたミヌの夢が鉄格子の中に閉じ込められています。
> 多文化社会を叫ぶ韓国社会が真に外国人の人権を尊重する
> やさしい多文化社会になるためには、
> ミヌを直ちに釈放して、未登録移住労働者を合法化するべきです。
> ミヌの釈放と未登録移住労働者の人権のための嘆願書に署名をお願いします。
>
>
> ミヌの釈放のための共同対策委(仮)
> (呼びかけ団体:難民人権センター、タハムケ、アジアの友人たち、
> アジア人権文化センター、移住労働者運動後援会、移住労働者の放送、
> 外国人移住・労働運動協議会、ソウル京畿仁川移住労働者労働組合、
> コミューンネット<スユ+ノモ>)
>
> ****嘆願書ここまで****
>
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