[CML 001620] 鳩山内閣早くも重大な公約違反! 「公約は時間で変わる」発言 辺野古への県内移設容認か? 

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2009年 10月 8日 (木) 12:26:06 JST


小林アツシさんのメール(001617)とほぼ同様のメール内容になりますが、私も発信しておきます。 

メディア各紙の本日付報道によれば、鳩山首相は7日夜、首相官邸で記者団に対し、米軍普天間
飛行場移設を含む米軍再編見直しを掲げた民主党のマニフェストについて「時間というファクター
で変化する可能性は否定しない」などと述べ、状況次第では、名護市辺野古への日米合意の県内
移設案を認める可能性を示した、ということです。

■政府、普天間合意容認へ=「公約は時間で変わる」−鳩山首相(時事通信 2009年10月8日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009100700880
■普天間移設 鳩山首相「辺野古」否定せず(琉球新報 2009年10月8日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-150931-storytopic-53.html
■普天間飛行場の県内移設、鳩山首相が容認示唆(読売新聞 2009年10月8日)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091008-OYS1T00281.htm
■在日米軍再編:普天間移設計画見直し 首相、公約変化否定せず(毎日新聞 2009年10月8日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091008ddm005010019000c.html

時事通信(2009年10月8日付)の報道は、同紙の独自取材も踏まえてのことでしょうが、この鳩山
発言を捉えてもっと単刀直入に「政府は7日、米軍普天間飛行場をキャンプ・シュワブ沿岸部に
移設する自民党政権下での米国政府との合意を容認する方針を固めた」とまで断定しています。

いうまでもなく普天間移設問題は、「米軍再編や在日米軍基地の在り方についても見直しの方向
で臨む」という形で民主党のマニフェストにも3党連立政権合意文書にも明確に掲げられていた
国民に対する約束事=公約です。それを「時間というファクターで変化する可能性は否定しない」
とはなんという軽口、いや国民を愚弄すること甚だしい暴言というべきでしょう。今回のこの鳩山
発言はあのコイズミさんの「(公約違反は)大したことはない」発言に勝るとも劣らない妄言、呆言
だと私は思います。

今回のこの鳩山発言を不問に付し、辺野古への県内移設案にどういう理由であれ結果として同
意するようなことがあれば、社民党も同党解体にもつながりかねない重大な危機におそらく見舞
われることになるでしょう。今回の件については、社民党は、政権離脱の覚悟をもって事に臨む
必要があるように思います。

以下、上記記事のうち時事通信と琉球新報の記事を掲げておきます。

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■政府、普天間合意容認へ=「公約は時間で変わる」−鳩山首相(時事通信 2009年10月8日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009100700880

 政府は7日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)
に移設する自民党政権下での米国政府との合意を容認する方針を固めた。オバマ米大統領が
11月来日するのを控えて、移設計画を見直せば日米関係への影響は避けられないと判断。鳩
山由紀夫首相は同日、在日米軍再編に関し「見直しの方向で臨む」としていた民主党の衆院選
マニフェスト(選挙公約)について「時間によって変化する可能性は否定しない」と表明。必ずしも
公約に縛られない考えを示した。

 首相は9月にニューヨークで行ったオバマ米大統領との初の首脳会談で、在日米軍再編など
各論には言及せず、本格協議を大統領訪日時に持ち越した。政府が普天間移設を認める背景
には、米側が移設計画見直しに否定的であることがある。首相は現実的な決着を模索している
とみられるが、県内移設に反対する社民党からは反発する声が出ており、曲折も予想される。

 首相は7日夜、首相官邸で記者団に「基本的にマニフェストを守ることが大事だ。しかし、一番
大事なことは沖縄県民の気持ちだ」と強調。「日米が合意したという前提の下で、沖縄県民にも
理解し得る形がつくれるかどうかが一番大きな問題だ」と指摘した。
 
 これに関し、中山義活首相補佐官は同日午後、BS11の番組収録で、市街地に隣接する普
天間飛行場について「非常に危ない所にある。周りの学校、町が非常に不安に思っている」と
指摘。その上で「マニフェストを絶対に変えてはいけないという、そんな石頭で首相はやってい
ない」と述べ、首相は柔軟に対応するとの見方を示した。

 普天間移設をめぐっては、沖縄県の仲井真弘多知事や、移設先の名護市の島袋吉和市長
は県内移設を基本的に容認し、新たな飛行場の滑走路を可能な限り沖合にずらすよう修正を
求めている。

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■普天間移設 鳩山首相「辺野古」否定せず(琉球新報 2009年10月8日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-150931-storytopic-53.html

 鳩山由紀夫首相は7日夜、首相官邸で記者団に対し、米軍普天間飛行場移設を含む米軍
再編見直しを掲げた民主党のマニフェスト(政権公約)について「国民との約束事で、守ること
が大事。簡単に変えるべきではないと今でも思っている。それは、時間の問題、時間という
ファクター(要素)で変化する可能性は否定しない」と述べ、状況次第では、名護市辺野古へ
の日米合意の県内移設案を認める可能性を示した。

 鳩山首相はこれまで、普天間移設で「私のベースの考え方を変えるつもりはない」と述べ、
県外移設を前提にした交渉を目指す姿勢を示してきており、現行案見直しの可能性を示した
発言は初めて。

 普天間移設について首相は「県民の気持ちがある意味で一番大事。県民と日本政府の考
えと、米政府、日米で合意したという前提の下で、県民にも理解をし得るような形が作れるか
どうかというのが一番大きな問題だ」と述べ、地元の意向を優先させる考えも強調した。

 鳩山内閣では、北沢俊美防衛相が県外移設に消極的な発言をする一方、前原誠司沖縄
担当相や、防衛省の長島昭久政務官らは、辺野古への移設に疑問を呈している。
 民主党はマニフェストで、普天間移設問題に関連して「米軍再編や在日米軍基地の在り方
についても見直しの方向で臨む」と掲げていた。一方、従来の沖縄関連の政策を定めてきた
「沖縄ビジョン2008」では、「普天間基地の移転についても、県外移転の道を引き続き模索
すべきだ。戦略環境の変化を踏まえて、国外移転を目指す」としていた。

 普天間移設をめぐっては、連立政権樹立に向けた協議で難航。最終的には「沖縄県民の
負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地の在り方
についても見直しの方向で臨む」との表現に落ち着いていた。
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東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp



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