[CML 001580] Fw: 「<佐藤優現象>に対抗する共同声明」

Hayariki hedomura2 at hotmail.co.jp
2009年 10月 5日 (月) 20:25:47 JST


林田力(『東急不動産だまし売り裁判』著者)と申します。
「<佐藤優現象>に対抗する共同声明」に賛同します。
メッセージ:私は大手不動産会社から不利益事実が隠された新築マンションをだまし売りされたことによって、弱者に厳しい日本社会の闇を経験しました。この経験から私は国家ではなく、常に民衆の側にたちたいと考えております。リベラル派は逮捕されたというだけで同志のように感じてしまうナイーブな発想とは決別すべきです。
ブログ:『東急不動産だまし売り裁判』林田力著
http://hayariki.seesaa.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「<佐藤優現象>に対抗する共同声明」
私たちは、昨今、『世界』『週刊金曜日』その他の「人権」や「平和」を標榜するメディア(以下「当該メディア」)が、右翼ないし国家主義の論調に対して歩み寄りを見せていることに深い憂慮と疑念を抱いています。それを象徴する現象が、「右翼」「国家主義者」を自称する佐藤優氏の積極起用です。
私たちは、佐藤氏の積極起用が、縮小する一方の「論壇」の市場を回復しようとしてなのか、「脱冷戦」の意味を単に「左右の歩み寄り」と読み誤っているのか、その理由をはっきりとは知り得ません。しかし佐藤氏は、言論への暴力による威圧を容認し、イスラエルの侵略・抑圧行為や在日朝鮮人の民族団体への政治的弾圧を擁護する等の、決して許容できない発言を、数多くの雑誌・著作物で行っています。当該メディアが佐藤氏を積極的に誌面等で起用することは、人権や平和に対する脅威と言わざるを得ない佐藤氏の発言に対する読者の違和感、抵抗感を弱める効果をもつことは明らかです。私たちは、佐藤氏の起用が一体どのような思考からもたらされ、いかなる政治的効果を持ち得るかについて、当該メディアの関係者が見直し、起用を直ちにやめることを強く求めます。
そうした問題を鋭く提起したのが、金光翔氏(岩波書店社員)の「<佐藤優現象>批判」(『インパクション』第160号、2007年11月)でした。ところがこの論文掲載をきっかけに、『週刊新潮』が金光翔氏を槍玉にあげる記事を公刊しました(2007年12月6日号掲載の記事「「佐藤優」批判論文の筆者は「岩波書店」社員だった」)。佐藤氏は、その記事のなかで、同論文を「私が言ってもいないことを、さも私の主張のように書くなど滅茶苦茶な内容」だなどと中傷しています。これは、市民の正当な言論活動を萎縮させかねない個人攻撃です。私たちは、これも<佐藤優現象>の一つだと考えます。それに対し、金光翔氏は『週刊新潮』と佐藤氏が名誉を毀損したとして提訴しました。私たちは『週刊新潮』の報道に強く抗議するとともに、現在の言論の状況に対して一石を投じたこの訴訟への注目と、金氏への支持を広く呼びかけるものです。
2009年10月1日
http://gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-23.html



CML メーリングリストの案内