[CML 002132] 京都・大阪証言集会のお知らせ
増野徹
mashino at par.odn.ne.jp
2009年 11月 26日 (木) 07:04:30 JST
京都の増野です
増野も手話通訳として何度か係わっている『旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画』の日が迫ってきました。
今年は、ネットから飛び出した排外主義団体『在特会』http://www.zaitokukai.com/の妨害予告が出る中での開催となります。心ある皆さんの参加をお願いします。
【以下転送大歓迎】
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旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画2009
韓国「ナヌムの家」から
被害女性・姜日出(カン・イルチュル)さんと
日本人スタッフ・村山一兵さんを招いて
★11月29日(日曜日)午後1時30分開場/午後2時〜5時集会
★ひとまち交流館・京都 大会議室 (京都市・河原町五条下ル)
★参加費 一般500円 学生300円 18歳以下無料
★午後5時30分〜同じ部屋で交流会(会費1000円)
★主催 旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委
★連絡先 welcomeharumoni at hotmail.com
○大阪での関連企画
日本軍「慰安婦」被害者の声に応え、今こそ立法解決を!
全国同時証言集会inおおさか2009
―韓国ナヌムの家よりカン・イルチュルハルモニと村山一兵さんをお迎えして―
★11月28日(土曜日)午後1時30分開場/午後2時〜4時半集会
★大阪市北区民センター 大ホール (JR天満駅、地下鉄扇町駅下車すぐ)
★参加費 1000円(前売り800円) 学生500円 中学生以下無料
★在日コリアンのデュオシンガー志遠のミニコンサート♪も!
★主催 同時証言集会inおおさか2009実行委員会
http://www.jca.org/ianfu_ketsugi
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[プレ企画講演会]
なぜ『慰安婦』なのか―日本人男性が性暴力被害から学ぶこと
★11月27日(金曜日)午後2時40分〜4時10分
★大阪大学豊中キャンパス 国際公共政策研究棟2F 講義シアター
★参加費無料
「ナヌムの家」は韓国にある、日本軍性奴隷被害女性たちが共同して暮す家です。「ナヌム」とはわかちあいという意味です。1992年ソウル市に初めて作られた家は、1995年に現在の緑豊かな京畿道広州市に移りました。歴史館も併設され、多くの日本人を含む訪問者があります。
私たち京都実行委は2004年より「慰安婦」問題の解決に向けて活動しているグループです。韓国やフィリピン、台湾などの被害女性たちに出会い、向き合うことを通じて歴史を学び、歩んできました。
被害女性は大変高齢になり、毎年たくさんの方が亡くなっています。今年は日本に来ていただける最後の年になるかもしれません。多くの人々に、被害女性の本当の声を聞いてほしいと思っています。
いまだに被害者女性たちに誠意ある謝罪と補償を行っていない日本政府。共に声を上げていきましょう。
◎姜日出(カン・イルチュル)さんの紹介
1928年10月26日、韓国の慶尚北道尚州郡で、12人兄弟の末っ子で生まれた。そのとき、すでに上の兄弟6人は亡くなっていた。連行されたのは1943年、16歳の時。当時、『処女供出』『報国隊』の名目で、若い女性を募集する動きが激しくなっており、ハルモニの家にも警察が刀を下げてやって来た。軍靴の紐
を編む工場で働くと騙されて連れていかれた。
多くの朝鮮人、日本人、中国人の女性とともに、汽車や車、トラックで移動させられ、中国の牡丹江の慰安所で性奴隷生活を強いられた。慰安所では、『オカダ』と呼ばれた。暴力はやむことなく続き、慰安所にきた翌年の春に腸チフスにかかった。1945年、軍人に焼かれようとしたとき、朝鮮人たちが日本軍と戦ってハルモニを背負って逃げてくれた。
その後中国で、朝鮮人の男性と結婚し、1女をもうけたが、その後朝鮮戦争が起こり、中国人民志願兵として参戦した夫は、戦争で死亡、娘も3歳ぐらいで病気で死んでしまった。19歳のときだった。朝鮮戦争時は、(中国人民)解放軍の看護婦として働き、戦後も中国吉林の病院で看護婦として勤務しながら、一人で暮らしてきた。30歳を過ぎて、中国人と結婚するが、その後夫とは離婚、45歳で退職し、吉林市で年金生活を送っていた。2男1女がいる。2000年4月にナヌムの家に入居。畑で野菜を育て、手料理をふるまう明るいハルモニです。
(『ナヌムの家歴史館』ハンドブックより)
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