[CML 002111] 非国民入門セミナー第14回 (清末愛砂さん) エル大阪

maeda akira maeda at zokei.ac.jp
2009年 11月 23日 (月) 16:16:14 JST


前田 朗です。

11月23日

転送歓迎

非国民入門セミナーがついに大阪に進出!

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非国民入門セミナー

そしてみんな非国民になった!? 第14回

12月22日(火)開場午後6時、開会6時20分

会場:大阪府立労働センター5階研修室2(エル・おおさか)

お話:清末愛砂さん(島根大学教員)

           「パレスチナと日本をつなぐもの」(インタヴュー)

* 清末愛砂さん:大阪大学大学院助手・助教を経て、2008年より現職。専
門はジェンダー法学(女性に対する暴力)、社会調査法、パレスチナ難民女性の
オーラル・ヒストリー。主著・論文に『母と子でみる パレスチナ−非暴力で占
領に立ち向かう』(草の根出版会)「そこはシャヒードたちの墓だった−イギリ
ス植民地主義と『対テロ戦争』、木戸衛一編著『「対テロ戦争」と現代世界』
(御茶の水書房)「ジェンダー」、高阪章編著『国際公共政策学入門』(大阪大
学出版会)。自他とも認めるアラブ・イスラーム文化フリーク。

参加費(資料代含む):500円

協賛:週刊金曜日

問合せ先:耕文社 Tel 06−6933−5001

     藤田  Tel 090−2594−6914

主催:平和力フォーラム

192−0992 東京都八王子市宇津貫町1556

東京造形大学内 前田研究室

いつのまにか非国民の時代がよみがえってきました。

 郵便受けにチラシを入れただけで、いきなり逮捕され2ヶ月以上も拘禁された
立川チラシ事件を考えてみてください。道を歩いていると突然、警察官に呼び止
められて、どこへ行くのか、荷物を見せろと質問責めにされる人も増えています。

 町には情報が溢れ、何でも言えるし、あらゆる情報が入手できる。そんな風に
思っていたはずなのに、実はうかつなことを言うとどこから睨まれているかわか
りません。当局に都合の悪い情報はしっかり検閲されています。

自分が健全な国民であることを証明するためには、非国民を摘発し、指弾するの
が一番です。周囲に非国民が潜んでいないか。怪しい人間はいないか。思想や行
動の疑わしい者はいないか。テロリストが隠れていないか。非国民を創造/想像
することで、国民を創造/想像する。国民の安全を損なう恐れのある非国民を迅
速に摘発することが国民の証明になります。

国民と非国民という対立軸を据えた社会は次々と非国民を狩り出していく宿命に
あります。つねに非国民を叩いておかないと、国民の証明ができないからです。




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