[CML 002030] 11.13国会裏座り込みで考えたこと
長船青治
sosafune1 at mac.com
2009年 11月 14日 (土) 21:16:36 JST
長船です。
時折、小さな雨粒がポツンと飛んで来るくらいの感じの午後1時頃、衆議院第2議員会館前に到着。
座っていると、右隣りから署名用紙が回って来た。何の署名かなと思っていたらその人が、何か変なことを
話しかけると言うでもなくかと言って独り言という訳でもなく私が署名をし終わるまでに一言二言何か嬉しそうに
話していた。それはこんな感じだった。「 辺野古基地建設が中止になったらなったでその後のことがまた大変なのよ、」
それはちょうど私が、最近の沖縄問題について考えることと表裏一体のような言葉であった。
しばらくすると、今度は左側の隣の人が突然こんなことを誰かに聞こえるように言った。
「 (辺野古基地に、)建設費用が5000億円も出るのだったらおれだって、カネが欲しいよ。」
これは沖縄県民の世論調査で、「 沖縄から米軍を全面的に撤去すべきである。」に反対であると答える人が
かなりの割合で、私の記憶だとつまり4割の沖縄県民が米軍基地を承認あるいは推進派であるということだ。
沖縄を代表する国会議員4名は全員が民主党であるにもかかわらず、半分の2人は基地建設賛成派であるということだ。
ただ今回、自民党の名護市長が、急遽、辺野古基地建設反対と普天間基地の県内移転反対を表明して本土の我々も
驚くほど話題になっているように思う。
私たち一般平民・庶民は毎月毎月何十年もゼロからのスタートで、一日に1万円の利益をあげることにまるで
賃金奴隷であるかのように半ば諦めたように夜遅くまで働いているというのに、何なのだろう、この国の新しい
政府の言っていることは、アフガニスタンのEU監視団が告発している不正選挙で大統領になったカイザルの米国傀儡政府に
なんと向こう5年間で4500億円も復興支援と称して現金を供与する決定をあっという間にしてしまったのだった。
4500億円もあれば日本の現在の疲弊した若者たちを救うことが出来るのではないか、何か画期的な日本の復興支援政策に
その金を有効に使うことが出来るのではないだろうか。自分の家が火事だというのどうして隣国の家の火事を消すために
新政府はわざわざ隣国に馳せ参じるのだろうか。今ならまだボヤで済むかも知れないのに・・・。
Googleで何か良い回答がないものかと探して見たら去年の1月に小林さんのおそらくAMLでも既報のものだと思われる
ものがなぜか現在の私には新鮮な回答として立ち現れてくれたので、皆さんにもご紹介いたしたく投稿いたします。
____ここから転載です。___
転載歓迎です。
参議院で「米軍再編推進法案(米軍再編特措法案)」が審議されますが、これまでに沖縄 辺野古で基地建設が決まって
以来、日本政府がどのぐらい税金を投入してきたのかを、以下に書きました。
http://atsukoba.seesaa.net/article/41288365.html
小林アツシ
辺野古に投入されてきた税金
沖縄の辺野古では、きょうも基地建設の動きはなかったようです。
ひょっとすると、米軍再編特措法案を通しやすくするために、今は強行しないのかもしれません。
基地建設計画が始まって以来、莫大な税金が投入され箱モノの施設がどんどん建てられています。
辺野古は沖縄[本]島の中でも比較的人口が少ない北部にあります。
農業と漁業が中心ですが、その土地柄には不釣り合いな施設がたくさん建てられています。
沖縄県の中で米軍が所在する市町村に対する拠出金というのがあります。(島田懇談会)
これが10年間で1000億円。
「北部地域の振興のために」という北部振興費が、やはり10年間で1000億円。
(正確に書くと2000年から投入が始まったのですが「辺野古沖案」が撤回に追い込まれた政府が「もう金は出さない」と
言い始めたものの2007年は継続して投入されました。) 最も目立つ建物としては、国立工業高専学校が辺野古のすぐ近くに
あります。
上記とは別の名目で、内閣府からお金が出ていて120億円かかっています。
この建物は丘の上に建っていて、周辺からよく見えます。
そのほかに、SACO交付金や補助金など、さまざまな名目でお金が落ちています。
それらの税金で、不釣り合いな箱モノ施設が次々と作られているのです。
しかも、その建設の多くは地元の建設業ではなくヤマトの大手ゼネコンが請けています。
辺野古がある名護市の財政は、すでに基地がなければ財政が成り立たないほどにされています。
そういう状態にしておきながら、今度は「基地を受け入れないと金をやらないぞ!」と脅しているのです。
小林アツシさん
小林さんの書いておられることからは、金は市町村、公共施設整備⇒高専等と、市町村に落ちています。
請負業者の選択も議会、地方自治体の決定関与が必要です。
第一次的な責任は、辺野古の住民、市町村、議会にあるのは明白です。
海舌は辺野古の環境破壊を許さない立場です。
しかし、住民こそが裏切っているのでは?
ヤマトからの金を拒絶する意思が無く、甘い汁を吸う体質、これは、公務員・官僚・官公労と同じ体質です。
国家は膨大な借金を抱えています。
何故、こんな資金を受け入れたのですか?
辺野古の美しい海への裏切りでしょう。
沖縄知事選、参議院選、基地再編の主体である政府・自民候補が勝っています。沖縄県民が辺野古の環境保存を
見捨てた結果でしょう。やはり、沖縄県民が辺野古の美しい環境を捨てる意思表示をしているのです。
これは、辺野古の美しい海への裏切りでしょう。
沖縄県の中で米軍が所在する市町村に対する拠出金というのがあります。(島田懇談会)
これが10年間で1000億円。
「北部地域の振興のために」という北部振興費が、やはり10年間で1000億円。
(正確に書くと2000年から投入が始まったのですが「辺野古沖案」が撤回に追い込まれた政府が「もう金は出さない」
と言い始めたものの2007年は継続して投入されました。)
最も目立つ建物としては、国立工業高専学校が辺野古のすぐ近くにあります。
>日本政府が投入した税金で儲けたのは、ヤマトのゼネコンです。
____ここまで______
長船青治
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