[CML 001904] 新刊『出稼ぎ派遣工場―自動車部品工場の光と陰』のご案内

konishi makoto shakai at mail3.alpha-net.ne.jp
2009年 11月 4日 (水) 16:19:08 JST


社会批評社の小西です。

本日、ネット発売(書店は11/10)の新刊のご案内です。
どうぞ、よろしくお願いします(送料・手数料は無料)。 

なお、以下のサイトには、本書の表紙・目次などがあります。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

●『出稼ぎ派遣工場―自動車部品工場の光と陰』
  池森憲一/著 240頁 本体1700円

*北海道・東北・沖縄―ブラジルなど、全国・全世界から愛知県の自
  動車工場にやってくる、「派遣」の狃于圓労働者瓩燭繊
  ――そこは、まさにゲンダイの「自動車絶望工場」だった。

*「派遣労働者」として働いた気鋭のライターの、自動車生産現場そ
  して、派遣労働の実態を徹底追求したレポート。
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「著者まえがき」から

 二〇〇七年、トヨタは生産台数世界一になり、愛知県の有効求人倍率は、何十カ月も全国一位を続けていた。同年度のトヨタの営業利益は二兆二〇〇〇億円を超え、六年連続で過去最高益を記録した。また、トヨタと並行して主要部品メーカーも増収増益を続けていた。

 企業の利益をもたらすコスト減は、トヨタのいわゆるジャストインタイム生産方式(必要な物を、必要な時に、必要な量だけ生産する)によっていたことは言うまでもない。では、物を作るための人材確保を可能にしていたのは何だったか。それもまた、ジャストインタイム人材確保方式(必要な人手を、必要な時に、必要な数だけ供給する)と言えるものだった。

 つまり、二〇〇四年の労働者派遣法改正により解禁になった製造業派遣である。「年齢不問」「経験不問」「学歴不問」「外国人可」……。こういう求人により、北海道や東北・沖縄から、また地球の反対側のブラジルから、一年中いつでもどこへでも、ピンポイントで「ゲンダイの出稼ぎ労働者」は工場へ送り込まれるようになった。

 これら二つのジャストインタイム方式によって、愛知県の製造業が好景気に沸いていた二〇〇七年二月、私は愛知県のある自動車部品工場で派遣労働者として働き始めた。これは、その工場で働いていた「ゲンダイの出稼ぎ労働者」=派遣労働者たちの物語である。「派遣切り」、「派遣村」という言葉も存在せず、景気対策など、まだ誰も語っていなかったころの話しである。
               
二〇〇九年一〇月
                                           著 者
  
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