[CML 000188] Re: 千葉市長選について

鈴木 俊彦 tosihico at u01.gate01.com
2009年 5月 31日 (日) 18:06:57 JST


東本高志様

頂いたメールへの返信でありながら、返信の体をなしていなくて失礼しました。
私も「ウソツキ森田」への告発に名を連ねており、それなりに地方自治にも関心があ
るのです
が、今回のいきさつについてはよく知らなくて東本さんにたくさん教わりました。
まさに「大分の子(?)に教えられ」というところです。ありがとうございました。
千葉市長選は今日からスタートです。私はハガキを、十数枚ですが届けました。明日
は駅前の
演説会に出かけます。いい知らせを九州に届けられるといいですね。

鈴木俊彦

-----Original Message-----
From: cml-bounces+tosihico=u01.gate01.com at list.jca.apc.org
[mailto:cml-bounces+tosihico=u01.gate01.com at list.jca.apc.org] On Behalf Of
higashimoto takashi
Sent: Saturday, May 30, 2009 9:10 PM
To: 市民のML
Subject: [CML 000173] Re: 千葉市長選について

鈴木俊彦さん、はじめまして。大分市民の東本と申します。

鈴木さんのメールは、形式的なことではありますが、私が本MLに5月27日に発信
した[CML
000130]の返信メールとして投稿されています。

しかし、下記の私の[CML 000130]の記事は、5月2日の「市民の千葉をつくる会」の
選考委員
会が記者に公開されたものであったかどうかについての私の推論について誤りがあり
ました。

その誤りの部分を訂正させていただきたいと思います。あわせて、鈴木さんの「今回
は鶴岡市
政の継続を許さないことだけに問題を絞って、最もその確率が高い選択」をすること
の大切さ、
すなわち党派を超えて熊谷俊人氏(民主、市民ネット、新社会の統一候補)の当選を
実現させ
ることの大切さについての訴えに共感する旨を述べさせていただきたいと思います。

さて、5月2日の「市民の千葉をつくる会」の選考委員会が記者公開であったかどう
かについて
の私の推論の誤りについてですが、上記の会議の参加者にこの件について問い合わせ
てみた
ところ、同選考委員会は共産、市民ネット、新社会の各政党・党派とマスメディアを
除外した上
で非公開で開かれた、ということでした。つまり、記者公開の会議ではありませんで
した。したが
って前回メールのこの点についての私の推論部分を撤回させていただきたいと思いま
す。

しかし、次のこともわかりました。同選考委員会が開かれる直前に「市民の千葉をつ
くる会」役
員と共産、市民ネット、新社会の各政党・党派合同の事前会議が開かれ、この席上、
同「市民
の千葉をつくる会」と共産、市民ネット、新社会の各政党・党派との間で、熊谷俊人
氏を統一候
補とすることを前提にこの事前会議の後に直ぐに開かれる「選考委員会の結論に従
う」という
「合意」が確認されたということです。

上記のことは複数の同会議参加者の一致した証言ですから、信用できます。それに上
記のこ
とを裏づける確実な資料の存在も確認できました。残念ながら共産党は、「合意」の
存在を否
定し、同市長選について独自候補の擁立を決めてしまいましたが、新聞報道のとお
り、5月2
日の時点では、共産、市民ネット、新社会の各政党・党派との間で「熊谷市議支援で
一本化 
市民の会、野党連合を確認」(千葉日報 2009年05月03日)という「合意」があった
ことを改め
て確認することができました。共産党をあえて批判したいわけではないのですが、今
回の共産
党の独自候補擁立の決定は、この政党と政党、あるいは政党と人との信義則を踏みに
じるゆ
ゆしき決定といわざるをえません。

千葉市長選に限らず、私たちが選挙戦というものを考える上でとても重要になる視点
は、「いま、
市民は政治に対して何を望んでいるか」ということを考えてみる視点だと思います。

5月31日告示の千葉市長選挙は、収賄容疑で逮捕された前市長の辞職に伴う出直し
市長選
ですから、千葉市民は明らかに金権腐敗の元兇である「自民党」的なものからの脱却
を望んで
いる、と思われます。

そうであれば、その市民の希望に応えようとするのが政党としての責務のひとつとい
うことがで
きるでしょう。独自候補を擁立し、自らの政党の理念を国民、市民にアピールしよう
とするのは、
もちろん政党として当然の権利というべきですから、そのこと自体を否定することは
できません。

しかし、共産党員、共産党支持者の方々にお願いしたいのですが、口幅ったい言い方
になって
恐縮ですが上記に述べた市民の希望に応えようとするのが政党としての責務のひとつ
というこ
との意味を再度考えていただきたいのです。現職後継候補よりも金権腐敗的なものか
ら少しで
も脱却できると市民から期待される候補者に共産党の独自候補擁立の影響は確実に及
びます。
もしかしたら、共産党が独自候補者を立てたために「落選」してしまうということも
あるかもしれま
せん。そうなれば金権腐敗的な市政は依然延々と続くことにならざるをえません。

そういうことで果たしてよいのか?

鈴木さんのおっしゃるように「今回は鶴岡市政の継続を許さないことだけに問題を
絞って、最も
その確率が高い選択をご自身の責任と判断で」することの大切さを私は思います。

東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp




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