[CML 000180] 講演: 憲法9条と国際貢献──紛争地で何をするか

ohata ohata-yu at jca.apc.org
2009年 5月 31日 (日) 06:13:15 JST


大畑豊です。

講演・対談のご案内です。

【転送歓迎】
 憲法9条と国際貢献──紛争地で何をするか
 
インド洋上での軍艦給油やイラク戦場での兵員輸送など、「とにかく自衛隊を出す」
という日本政府の姿勢が目立ち、既成事実が重ねられています。国際社会における紛
争解決に対し「武力による威嚇又は武力の行使は・・・永久にこれを放棄」するとい
う日本の誓いはどこにいったのでしょうか。
 
 憲法は、各地の悲惨な紛争をただ傍観せよとしているわけではありません。非暴力
に徹しつつ、武力によらない紛争解決への真摯な努力を求めているのです

 東チモール、アフガニスタン等の紛争現場で武装解除に携わるとともに、政府に対
しても積極的な発言をしている伊勢崎賢治さんの講演、スリランカ、フィリピンにお
いて市民の非暴力介入による紛争解決を実践している非暴力平和隊の君島東彦さんと
の対談をとおし、日本として、日本市民としてすべきこと、できることを考えます。

講師: 伊勢崎賢治(東京外国語大学大学院教授)

対談: 君島 東彦(NPJ共同代表、立命館大学教授)

日時: 6月21日 18:15〜20:45

会場: 文京シビックセンター 3階会議室A・B
     電話 03(3812)7111
     営団地下鉄丸の内線・南北線 後楽園駅 徒歩1分
     都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅  徒歩1分

参加費:800円

講師紹介:
●伊勢崎賢治(いせざき けんじ)
 東京外国語大学大学院教授。紛争予防・平和構築講座を担当。インド国立ボン
ベイ大学大学院留学中にスラム街の住民運動にかかわり、その後国際NGOメンバー
としてでアフリカ各地で活動。国連東ティモール暫定行政機構上級民政官として
県知事を務め、、国連シエラレオネ派遣団武装解除部長、日本政府特別顧問とし
てアフガニスタンで武装解除を指揮。著書に『武装解除 紛争屋が見た世界』
(講談社現代新書)『自衛隊の国際貢献は憲法九条で』(かもがわ出版)などが
ある

●君島東彦(きみじま あきひこ)
 立命館大学国際関係学部教員。専門は憲法学、平和学。非暴力平和隊の設立に
かかわる。現在、非暴力平和隊・日本 共同代表。著作として、『非武装のPKO
──NGO非暴力平和隊の理念と活動』(明石書店、編著)、『平和学を学ぶ人の
ために』(世界思想社、編著)など。毎年、ノーベル平和賞の候補者をノミネー
トしている。昨年は秋葉広島市長と田上長崎市長を、今年は中村哲氏とペシャワー
ル会をノミネートした。

主催:非暴力平和隊・日本(NPJ)   TEL 080−6747−4157
http://np-japan.org/   メール:office@np-japan.org





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