[CML 000076] Re: 文庫にあった、以下文の 紹介をしたいのですが、

前迫志郎 kobesc at lion.ocn.ne.jp
2009年 5月 24日 (日) 20:24:16 JST


池辺幸惠@西宮 平和のピアニスト 様
                          NO DU! KOBE (M)      

> 「やっと今回のメキシコ発「豚インフルエンザ パンデミック」騒ぎの輪郭が
> 見えてきました。」
>
>  をみなさまに、こういう見方もあると、
>  ★お名前を出して NO DU!の前迫志郎さまからとして、

構わないのですが、できれば「NO DU! KOBE (M)」にして
おいてください。


>  もちろん、このあやしげなウィルスが、今後耐性を得て変化して
> いくかもしれません。

タミフル耐性なら直ぐに変異すると私は思います。日本の濫用を
アメリカも警戒しているようです。
この冬のロシア型A/H1N1は35株中34株が耐性を獲得してしまっ
てるわけですから、こんな風に弱毒性がわかってても施用を推奨
されてると、直ぐに耐性を獲得するでしょう。

そもそも、タミフルに「治療効果はない」との意見もあります。
言われてる効果も
「ウィルスの増殖を止め、発熱期間を1〜2日短縮」する程度のよう
です。健康な児童や十代の青年なら風邪の熱など自然治癒で一〜
二晩で下がりますから、効果は判りません。

インフルエンザの毒性といわれている突然死や脳症(実際の原因は
解熱剤使用によるサイトカインストームらしい)を予防する効果はない
ようです。
 ついでにパンデミックへの恐怖の例として引き合いにされている
スペイン風邪も時代背景(市民のストレスと栄養事情、これはワーキ
ング プァやホームレスの人たちには他人事では無いでしょうが・・・)
の上に、抗炎症・解熱剤=アスピリンの普及にも対応している事も
重大です。

一番まずいのは、抗体産生を「抑制しない」との意見と「抑制する」
との意見があることです。
「抑制する」とすれば、今回の「新型インフルエンザ」と称する風邪
に罹っても抗体ができないから、また次も罹らない保障はないことです。

どう考えても既に疑われている副作用(乳児と十代の原則使用禁止)
からも、効果の不明瞭な薬が必要あるのか? 疑問は膨らむばかりです。


という意味で、先にご案内しました

http://www.npojip.org/sokuho/090514.html
医薬ビジランスセンター 速報版 Dr.浜六郎

の論文は読んでください。
トリインフルエンザが強毒性のままにブタやヒトインフルエンザには
自然には変異しずらい理由も説明されています。
可能性は皆無ではありませんが、近年映画を含めたマスメディア
では、過剰に喧伝され過ぎているなと感じます。


私はこの浜先生のレポートを今こそ広めなければと思っています。

  



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