[CML 000059] 昨夜のイラク報告会

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2009年 5月 23日 (土) 10:38:19 JST


前田 朗です。
5月23日

本日は2つの集会を主催しています。

午後は、飯田橋のボランティア・市民活動センターで、在日朝鮮人・人権セミナ
ーなどの、新在留関連制度法案批判の集会で、旗手明さん(自由人権協会)、金
舜植さん(弁護士)などの講演です。

夜は、飯田橋の東京しごとセンターで、平和力フォーラムの、非国民入門セミナ
ー2009「そしてみんな非国民になった!?」で、鈴木裕子さん(女性史研究
者)へのインタビューです。

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ちなみに、昨夜は、明治大学で開かれたIraq-hope netなどの主催のイラク報告
会に参加しました。森住卓さん、志葉玲さん、高遠菜穂子さんが、4月末からイ
ラクに入り、ラマディやファルージャへいってきた報告会です。森住さんの写真
とお話、志葉さんの映像とお話、そして高遠さんのお話でした。

高遠さんは、04年の「人質事件」以後、はじめてイラクに入ったそうです。こ
の間、イラクへの支援活動をずっと続けてこられたわけですが、現場に行かなく
てはと思いつつも実現していなかったのが、今回、支援品とともに現地へ行き、
久しぶりにイラクの仲間と再会したそうです。

3人の報告はいずれもいいお話でしたが、何といっても、ラマディやファルージ
ャがいまどうなっているのか、最新の映像を見せてもらえたので、とてもよかっ
たです。それと、20歳代と思われる若い人たちが結構参加していました。

資料として配布された中に、志葉さんがFriday5月29日号に発表したレポート
があります。とてもいいレポートなのでお勧めです。

各地で報告会が開かれるといいな、と思いました。

以下は、おまけ。

小さなことですが、1点気になったのは、主催者も講師も、「2004年以後は
日本人にはビザが出なかったので、誰もイラクに入っていない。今回、現地の覚
醒協議会からの招請があり、はじめて日本人が入ることができた」と繰り返し強
調していたことです。

私の知っているだけでも、この間、10人ほどの日本のジャーナリストなどがイ
ラクに行っています。

同じイラクのことをやっていても、ほかの人のことは知らないのか、横のつなが
りがないのか、不思議に思いました。






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