[CML 000047] 幻の名作「地の塩」上映とディスカッション
Akira Matsubara
mgg01231 at nifty.ne.jp
2009年 5月 22日 (金) 18:03:26 JST
松原です。複数のメーリングリストに投稿します。転載歓迎。
5月24日(日)に東京・高田馬場メディアールで、木下昌明の映画講座「映画を通して
社会を考える」を行い、幻の名作といわれる『地の塩』を上映します。
レイバーフェスタ2007でも上映して大きな反響があった作品です。お見逃しの方は、
ぜひこの機会に。また講座ならではの、突っ込んだディスカッションもあります。
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● 5月24日(日)15時〜18時
『地の塩』上映+木下解説+ディスカッション
場所=メディアール(高田馬場駅7分・TEL03-6382-9646・地図 http://medir.jp/aboutus )
参加費 1500円(ワーキングプア・学生割引あり)
*当日参加OKですが、メールで予約するのが確実です。→ course at medir.jp
<講師・木下昌明から↓>
1954年につくられたハーバート・ビーバマン監督の『地の塩』は、労働者のたたかいを
描いた第一等の映画である。これはアメリカの赤狩りの時代、ハリウッドから追放された
映画人がマッカーシズムに抵抗して、同時期、ニューメキシコ州で実際にたたかっていた
鉱山労働組合のたたかいー特に主婦たちのたたかいーをモデルに、現地で当の組合と
共同してー多くの妨害に屈せずーつくり上げた幻の名作である。
グローバリゼーション下で苦しむ現代の労働者とその文化を考える上で、ここから多くの
示唆が得られよう。
まだ見られていない方はぜひこの機会に見て、みんなでディスカッションしよう。また
同年にアカデミー賞をとったエリア・カザンの『波止場』がいかにインチキ映画かを
『地の塩』と対比して明らかにします。
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松原 明 mgg01231 at nifty.ne.jp
http://www.vpress.jp/ ビデオプレス
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