[CML 16] 足立力也コスタリカ本出版記念会(八王子、船橋、飯田橋)
maeda akira
maeda at zokei.ac.jp
2009年 5月 20日 (水) 20:55:28 JST
前田 朗です。
5月20日
転送歓迎
足立力也さんのコスタリカ本出版記念会の呼びかけ
みなさん
ご承知のように、「コスタリカ博士」の足立力也さんが、『丸腰国家〜軍隊を放
棄したコスタリカ60年の平和戦略』(扶桑社新書)を出版されました。『平
和ってなんだろう?〜「軍隊をすてた国」コスタリカから考える』(岩波ジュニ
ア新書)もまもなく出版予定です。
『丸腰国家 〜軍隊を放棄したコスタリカ・60年の平和戦略〜』
http://www.adachirikiya.com/shinkan.html
本書は、1948年に軍隊を廃止したことで知られるコスタリカの歴史、社
会、文化を明らかにしています。単に「軍隊を廃止した」ことだけを論じるので
はなく、軍隊廃止に至った歴史的経過をその必然性と偶然性の両面を射程に入れ
ながら明らかにしています。さらに重要なことは、内戦やクーデターの絶えな
かった中米という環境の中でコスタリカが軍隊を持たないまま平和を維持してき
た秘密を解明しています。一方では「軍隊を持てない文化」を作り上げてきた人
々の意識と営み、他方ではこの地域を「裏庭」として支配しようとするアメリカ
との外交関係、そして周辺諸国に対して積極的永世中立による平和主義外交を積
み重ねることで築きあげてきた信頼 ――こうした複合的な要因の結果として軍隊
を持たないコスタリカが実現していることを、ていねいに、わかりやすく教えて
くれる本です。
私たちは本書の出版を歓迎し、著者に感謝の意を表明するとともに、下記の要領
で出版記念会を開催いたします。八王子、船橋、飯田橋で3回の記念講演会を行
います。非暴力・非武装の国家と社会をどのようにつくってゆくのか、この大き
な平和主義の課題を著者と一緒に考えてみませんか。
講演:足立力也さん「コスタリカは夢じゃない――現実的選択肢としての非武装国家」
足立力也さん:1973年福岡市生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士
前期課程修了。1999年からコスタリカに滞在し、国立ナシオナル大学大学院
博士課程中退。コスタリカを描いたドキュメンタリー映画「軍隊をすてた国」ア
シスタント・プロデューサー。現在、コスタリカ・ピースツアーの企画、平和問
題や教育問題などに関する執筆、講演を行っている。著書に『平和をつくる教
育』(岩波ブックレットなど)。
(1) 八王子講演会
日時:5月30日(土)午後1時30分〜
会場:八王子労政会館ホール
八王子市明神町3−5−1
電話042−645−7451
講演:足立力也さん
参加費:300円
(2) 船橋講演会
日時:5月30日(土)午後6時30分〜
会場:船橋中央公民館(第6・7会議室)
船橋市本町2−2−5
電話047−434−5551
講演:足立力也さん
参加費:500円
(3)飯田橋・出版記念会
日時: 5月31日(日)1時30分〜4時30分(開場1時)
会場: 東京しごとセンター講堂
千代田区飯田橋3−10−3
電話03−5211−1571
地図 http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php
参加費:500円
Part.1 記念講演:足立力也さん
Part.2 発言
北村 肇(「週刊金曜日」編集長)、早乙女愛(映画『軍隊をすてた国』)、志葉玲(ジャーナリスト)、竹村 卓(富山大学教授)、田部知江子(弁護士、コスタリカ平和の会)、新倉 修(青山学院大学教授、9条世界会議共同代表)ほか
司会:杉浦ひとみ(弁護士、コスタリカに学ぶ会)
***************************************
主催:平和力フォーラム(3講演会とも)
東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学 前田研究室
E-mail:maeda at zokei.ac.jp
電話042−637−8872
協賛:週刊金曜日、コスタリカに学ぶ会、憲法9条―世界へ未来へ連絡会(9条連)、マスコミ市民編集部、国際人権活動日本委員会、VAWW NETジャパン、グローバル・ピース・キャンペーン、平和・無防備条例をめざす市川の会、森広泰平(アジア記者クラブ)、非暴力平和隊・日本、法学館憲法研究所、MDS(民主主義的社会主義運動)、無防備地域宣言運動全国ネット、無防備地域宣言運動首都圏ネット、Link to Peace、市民社会フォーラム、広島アジア友好学院、三多摩9条連、子どもと教科書全国ネット21
CML メーリングリストの案内