[CML 000498] 【紹介】「世界」7月号と「核情報」から

杉原浩司(Koji Sugihara) kojis at agate.plala.or.jp
2009年 6月 28日 (日) 21:05:16 JST


杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)です。
既にご存知の方もあるかと思いますが、東北アジアの非核化、脱軍事化や
ミサイル防衛批判についての参考情報をご紹介します。
                 [転送・転載歓迎/重複失礼]

1.『世界』09年7月号(岩波書店)の特集:「非核の東アジア」の実現を!
  http://www.iwanami.co.jp/sekai/index.html
 (表紙写真をクリックすると目次が表示されます)

私の問題関心から大変参考になったものを少し紹介します。

◇東アジアNGO共同提言:
 「世界的機運をつかみ、東北アジアに平和メカニズムを」(川崎哲ほか)
  
 米オバマ政権の政策の「軍縮」傾向が、東北アジアにはむしろ反対に軍
備強化の力学として作用しかねないことに警鐘を鳴らしつつ、具体的な地
域平和メカニズムとして、東北アジア非核兵器地帯、相互調整された脱軍
事化措置(軍事費の凍結と削減、ミサイル開発の中止と撤去、軍事演習の
凍結、武器貿易の制限など)を提言しています。ていねいに考えられた説
得力ある内容だと思います。また、この提言の基盤となっているGPPA
C(武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ)東北アジア提
言「平和のための地域的メカニズムの創造をめざして」も改めて参照され
るべきものだと思います。
   → http://www.peaceboat.org/info/gppac/agenda_050401.pdf

[参考]「世界」7月号にGPPAC東北アジアの共同提言
    (川崎哲のブログ http://kawasakiakira.at.webry.info/ )
   http://kawasakiakira.at.webry.info/200906/article_4.html
 

◇「ミサイル防衛徹底批判」:田窪雅文(ウェブサイト「核情報」主宰)

 米国など海外のデータを紹介しながら、ミサイル防衛(MD)のデタラ
メさが実証的に批判されています。ちなみに本文中でも紹介されています
が、リチャード・サミュエルの『日本防衛の大戦略』(日本経済新聞出版
社)では、独自の分析なく米国のMDに追随し、MDを「専守防衛」と主張
する日本が批判されているようです。

この他、共同提言「対米従属・思考停止からの脱却を」(我部政明、前田
哲男、田巻一彦、古関彰一)、日米グアム協定批判(桜井国俊)、ソマリ
ア沖自衛隊批判(半田滋)、岡田克也インタビュー等が掲載されています。


2.「核情報」(田窪雅文さん)[ http://kakujoho.net/ ]の最新情報

 上記『世界』の執筆者の一人でもある田窪雅文さんの「核情報」に大変
読み応えある重要な内容が掲載されています。特に、日本政府が核軍縮の
妨害者として立ち現れていること(核トマホークの復活を要求し、戦術核
全廃の動きを阻止しようと動いている!)は多くの人に知られるべきでし
ょう。また、「先制不使用」(核兵器保有国が、誰に対しても、先には核
を使用しない方針を明確にする宣言)を巡る問題については、地方議会で
の意見書提出も呼びかけられています。

◇先制不使用問題早わかり
 http://kakujoho.net/npt/q_nfu.html#d2

◇先制不使用宣言支持を求める地方議会意見書を(意見書例文もあり)
 http://kakujoho.net/npt/lcl_nfu.html

◇核トマホーク、墓場行きを日本の協力で免れる?
 http://kakujoho.net/us/tmhk.html 
 



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