[CML 000424] Fw:【緊急】エジプトのチェチェン人学生、強制送還/拷問と虐待の恐れ

杉原浩司(Koji Sugihara) kojis at agate.plala.or.jp
2009年 6月 23日 (火) 01:23:44 JST


東京の杉原浩司です。緊急要請につき転送します。ぜひご協力ください!
[転送・転載歓迎/重複失礼]

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チェチェンニュース No.296     [転送・転載・引用歓迎]
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■緊急! エジプトのチェチェン人学生、強制送還/拷問と虐待の恐れ


 今日、アムネスティ・インターナショナルからの緊急情報が入って来ました。

 エジプトで勉強しているチェチェン人の学生が、ロシアに強制送還されそう
なのです。最近、ヨーロッパや中東で、チェチェン人を狙った暗殺作戦や強制
送還が増えており、これもその一部です。

 詳しい分析は次号にあらためますが、とりいそぎ、エジプト当局にメールと
ファックスで要請に、ぜひご協力ください。メールの方は、次のメールを送っ
てください。PDFによるファックス用シートも用意しました。

 くわしい事情は下の方に記してあります。


<ここから>

    メールのタイトル:[URGENT] Do not extradite the Chechens!
    宛先:moi at idsc.gov.eg
    CC: egyptemb at leaf.ocn.ne.jp

    本文:

    Minster of Interior Minister
    Habib Ibrahim El Adly

    Dear Minister

    I am writing to express my great concern for Maskhud Abdullaev or
any other nationals, who would be at risk of torture or other
ill-treatment if returned to Russia. I urge you not to forcibly return
them.

    And I call on you to allow them to meet representatives of the
Office of the UN High Commissioner for Refugees (UNHCR) in Cairo to
assess their protection needs.

    I also urge you to grant them access to lawyers of their choice to
challenge their deportation, their families, and provide them with any
medical attention they may require.

    Thank you for your prompt attention to the above.

    Respectfully Yours

    あなたの名前:

    Cc: Prosecutor General Counsellor Abd El-Megeed Mahmoud
    Deputy Assistant Minister of Foreign Affairs for Human Rights
    Ambassador of the Arab Republic of Egypt in Japan


<ここまで>


 そして、次のPDF書類をダウンロードして、記入してある4つの番号にファッ
クスしてください。駐日エジプト大使館だけでもかまいません。

    http://chechennews.org/dl/donot_chechens_20090622.pdf

A4一枚にすべてパッケージしてあります。ぜひご協力ください!



●事情はこういうことです:

UAナンバー:UA153/09      国際事務局 発信日:2009年6月17日
AI INDEX:MDA12/025/2009 期限:7月29日 国 名:エジプト
ケース:強制送還/拷問と虐待の恐れ

対象者:マスクード・シュピアノヴィッチ・アブドゥラエフ(男性)、22歳、
学生、ロシア人、ジーナ・ムスタパエヴァ(女性)、ロシア人ザリーナ・タル
ザエヴァ(女性)、ロシア人、ウサム・アクマドフ(男性)、ロシア人、マホ
マド-アミン・アディカツィエフ(男性)、ロシア人、アクマド・アシモフ
(男性)、ロシア人


 エジプト当局は、チェチェン出身のロシア人学生マスクード・アブドゥラエ
フさんを、カイロ国際空港からロシア・モスクワ行きの6月18日正午の便で強
制送還する予定である。もしロシアに送還されれば、彼は拷問や虐待を受ける
恐れがある。エジプトは、いかなる人も拷問を受ける恐れのある国へ送還して
はならないと明確に定めている国連拷問禁止条約の締約国である。

 マスクード・アブドゥラエフさんは、父親のシュピヤン・アブドゥラエフさ
んがチェチェン武装グループのリーダーなので、拷問を受ける危険もそれだけ
高い。ほかの5人も同じ日に送還されることになっており、そうなれば彼らも
虐待を受ける恐れがある。全員が、カイロに留学する前はアゼルバイジャンで
難民認定を受けていたと述べている。彼らは現在、カイロ中心部にある内務省
管轄の移民局の建物に収容されている。

 マスクード・アブドゥラエフさんは2006年2月からカイロのアル=アズハル・
イスラム大学で学んでいる。彼は2009年5月27 日、国家保安情報局(SSI)の
職員らに逮捕され、カイロ近郊のトラ刑務所に隔離拘禁された。ほかの4人は
カイロ近郊のアル=カナテル刑務所に拘禁されたと思われる。アル=アズハル・
イスラム大学に通う留学生を対象とした逮捕が相次ぐなか、ほかにも多数の外
国人学生が逮捕された。

 こうした強制捜査のなか逮捕されたほかの4人のロシア人が、2009年6月9日
に強制送還された。ロシア連邦保安局とチェチェン治安当局がモスクワ空港で
彼らを待ち受けている姿が目撃されている。学生たちは手錠をかけられて尋問
のために連行された。彼らのうち3人はその後釈放されたが、残る1人の所在は
不明である。チェチェン治安当局によって拘禁され、チェチェン共和国に移送
されたものと思われる。

 マスクード・アブドゥラエフさんたちの強制送還は、カイロのロシア領事館
とエジプト内務省が手続を進めており、6人の身内や知人の人たちは、カイロ
からモスクワまでの飛行機の切符を予約するよう指示されている。それ以外の
場所へ向かうことは認められていないので、彼らの行き先がアゼルバイジャン
になることはない。難民認定を受けているとされるアゼルバイジャンに向かい
たいという彼らの要求は拒否されたのである。

●背景情報

 2009年5月27日未明に、 SSIはアル=アズハル大学の留学生を相次いで逮捕し
た。逮捕されたのはおもにチェチェン、イングーシ、ダゲスタン出身のおよそ
35人のロシア人学生、およびタジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、
パキスタン、イギリス、フランス出身の学生たちだった。学生たちは正当な理
由もなく逮捕され、家宅捜索を受けた。エジプト内務省の声明によれば、2009
年2月22日にカイロのアル=フセイン歴史地区で死者1名と多数の負傷者を出し
た爆弾テロが起きたが、その捜査において内務省は複数の留学生がアルカイー
ダの容疑者7人とつながりがあったのではないかと疑っており、学生たちがエ
ジプトに合法的に居住していることを確認するための予防策としてこうした措
置を取ったのだとしている。

 2009年5月23日、内務省は容疑者を逮捕したと発表し、学生を含む複数の外
国人が仲間に引き入れられていたと述べた。逮捕された学生のほとんどは数日
のうちに釈放されたが、タジキスタン出身の学生など何人かは故国に強制送還
されたと伝えられている。ほかの学生たちは取り調べのため、拘禁されたまま
になっている可能性がある。

 ロシア連邦では拘禁者が拷問や虐待を受けているとか、当局がこうした報告
をきちんと調べたり、責任者を裁判にかけたりできないでいるとかいう報告
を、アムネスティ・インターナショナルはたびたび受けている。チェチェンで
は、捜査当局者による過度な暴力の使用、拘禁中の死亡、拷問、超法規的処
刑、強制失踪、その他の深刻な人権侵害がたびたび報告されている。

 武装反政府勢力の容疑者の裁判は、公平な裁判に関する国際基準にあきらか
に違反している。とくにチェチェンおよびイングーシ系の人たちは、強要され
た自白や拷問により引き出された証言にもとづき、テロリズム関連の罪で起訴
されて有罪判決を受けているという信憑性の高い報告がたびたび寄せられている。

●アクション

 英語、アラビア語あるいは母語で、以下(このメールの最初の)のアピール
文を作り、航空便、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックスあるいはe
メールで、できるだけ早く送ってください。同じ内容のアピール文が後に続き
ます。それをご利用ください。

    http://chechennews.org/dl/donot_chechens_20090622.pdf

−ロシアに送還されれば拷問や虐待を受ける恐れのあるマスクード・アブドゥ
ラエフさんたちロシア人を強制送還しないよう、内務省に要請する。

−マスクード・アブドゥラエフさんたちロシア人が、彼らの保護の必要性を見
極めるためカイロの国連難民高等弁務官事務所の担当者に会えるよう、当局に
要請する。

−国外退去に異議を申し立てるため自ら選任した弁護士に連絡をとったり、家
族と面会したりすることを許可するよう、また必要な治療を提供するよう、当
局に要請する。

こちらの情報をもとに、多少整理しました:
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2453

チェチェンの子どもたち日本委員会の情報もどうぞ:
http://d.hatena.ne.jp/chechen/20090622/1245662600

 ご協力ありがとうございました。


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■イベント情報

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  7/4 御茶ノ水:「終焉に向かう原子力」(第8回)
      反原発・反再処理工場 7.4講演と映画の集い

    ビデオ「なぜ警告を続けるのか」と、映画「六ヶ所村ラプソディー」上映。
    京大原子炉実験所の小出裕章さんの講演「六ヶ所が映す不公正な世界」も。
    地球温暖化によって、ふたたび原発政策が勢いづこうとしている。

    http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20090427


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  7/5 四ツ谷:2009年世界難民の日 東京集会

    2008年、1,599人の難民申請者が日本に庇護を求めたが、
    難民認定された人はわずか57名。「難民鎖国」は続いている。
   「存在しない人」としてこの日本でひっそりと暮らす彼らは、
    この不況の中、苦しい生活を強いられている。
    そんな彼らの声を少しでも広め、一緒に考えていきたい。

    http://www.labornetjp.org/labornet/EventItem/1244593925882staff01


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  7/25 神保町:死刑に異議あり! キャンペーン1周年記念イベント

    昨年10月、福岡拘置所の久間三千年さんの死刑が執行された。
    足利事件同様、公判では一貫して無実を主張し、物的証拠もなかった。
    人が人を裁き、冤罪の可能性をなくせない以上、死刑を廃止しなくては。

    http://www.abolish-dp.jca.apc.org/content/event09061597


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  10/3 明治公園:NO NUKES FESTA 2009 -放射能を出さないエネルギーへ-

    エネルギー政策の転換に向けて、全国から集まろう!

    http://www.nonukesfesta2009.com/


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  未定:ブルース・ギャグノン講演会を成功させよう

    元米空軍パイロット、核と宇宙戦争に徹底して反対する
    活動家の来日のためにカンパを! 
    郵便振替 00120-8-567940 スピーキングツアー実行委員会  まで。
  
  [注:専用口座開設につき口座表記を修正しています]

  http://www.anatakara.com/petition/index2.html


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■映画・写真展・連続講座

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  5/28-6/30 サハリン:新高麗新聞創刊60周年記念 片山通夫写真展

    在留韓国人・朝鮮人を追って60年ーー
    サハリン州唯一のハングル紙の日本語電子版を手がける
    片山通夫氏の写真展。日本での写真展も今後予定。

    http://www.609studio.com/2009sakhalinphotoEx.htm


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  『沈黙を破る』

    考えるのをやめたとき、僕は怪物になったーー
    2002年、イスラエル軍がヨルダン川西岸に侵攻。
    その頃、「祖国への裏切り」と非難されながらも、
    みずからの加害行為を告白する、若いイスラエル兵士たちがいた。
    土井敏邦氏が13年間にわたって撮りつづけたシリーズ第四作。

    http://www.cine.co.jp/chinmoku/


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  MediR講座
 『制作者との対話〜TVドキュメンタリーを通して社会を考える』
  5/10-8/9 高田馬場

    優れたドキュメンター番組を見、
    制作者との討論を通してメディアリテラシーの養成をめざす。
    単独受講可能。

    http://medir.jp/2009first_08


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  『チェチェンへ アレクサンドラの旅』

    孫へのまなざし 平和への祈り ロシアの見たチェチェン

    http://www.chechen.jp/


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 『ビリン・闘いの村』

    パレスチナ暫定自治区、ヨルダン川西岸のビリン村。
    若者たちは非暴力の闘いに立ち上がった。

    http://www.hamsafilms.com/bilin/

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