[CML 000300] ピースウォーカー達 と 新しいアナキズム!

"豊田 義信" yoshinobu000-lj at infoseek.jp
2009年 6月 10日 (水) 22:22:42 JST


皆様


河出書房新社の方に引用の許可を得ました。
感謝して、送らせて頂きます!

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高祖岩三郎『新しいアナキズムの系譜学』河出書房新社、2009年。
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知人に薦められ、鎌倉市の図書館に買ってもらった本。

皆さんにご紹介したい箇所があります。

この本に出てくる歩く地理学者のアナキズムと、
今世界中を歩いているピースウォーカー達の感覚。

この2つが私の中で重なり合う。

それは、国境はあれど、大地と自然とつながる確信と安心感。

スクワット(不法占拠)運動とエコビレッジについてはBIO-CITYを。
http://www.biocity.co.jp/04-c_no.39/39ecovile.htm

そんなところを、皆さんにご紹介したく思います。


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(38ページ)
「エリゼ・ルクリュ(1830〜1905)...
 興味深いことに、彼もクロポトキンと同じく、地理学者であり
 アナキスト革命家であった。

 ...自らの足で国境を越えた大地を踏破し、自らの身体をもって
 その地形、風土、社会、文化と交接した。」

(45ページ)
「人間という種が「共通なるもの」としての大地(地球)と切り結ぶ
 関係の構造を決定している。

 レベッカ・ソルニット...が言うように
 「歩くことの歴史は、万人の歴史である。」」

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(65-6ページ)
「「歩くことの思想家」ヘンリー・デヴィッド・ソロー(1817〜1862)...

 ソローは...「ウォールデン」という森林湖畔地区の隠遁者として
 知られている。

  ...彼にとって森とは「無垢の自然」ではなく、「社会的空間」だった。

  彼は反戦活動家(メキシコ戦争)で、税金不納主義者で...あった。

 ...森で様々な民衆と出会い交流した。

 ...かくしてソローにとっての「森=自然」とは共に闘う舞台だった。」


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(81ページ)
「サパティスタにおいては、...活動家と地元民衆の関係が
 「従属することによって指導する」

(91ページ)
「...「基本的権利」の奪還...(その最も顕著な例は、世界各地で
 進行している土地と建物をめぐるスクワット運動である)。」



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(117ページ)
「「新しいアナキズム」は、国家権力を奪取し、それに成り代わる
 ことによって、世界を変えようとする志向性をとらない。

 それは「民衆」内部から生成する「豊穣な社会性」によって、
 アルタナティブな政体の形成を目指しつつ、

 次第に「暴力の独占」を基にした伝統的な国家権力を溶解する
 ことを目指す。」

(159ページ)
「...「アルタナティブな生産システム」とは、非資本主義的な
 生産/配給システムのことである。

 それは様々な形式の協同組合、相互扶助、信用制度のみならず、

 共通なるものとしての土地の開墾、水の供給システム、
 森林の環境保護、等々を含んでいる。」


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(190ページ)
「今日、北米では、いわゆる「グリーン・アナキズム」が盛んである。

 「Earth First!」や「Rising Tide」など...優れた運動が存在している。」


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以上です。

これもぜひ↓
中渓宏一『地球を歩く木を植える』エイ出版社、2009年。

感謝して。



豊田 義信 yoshinobu000-lj(a)infoseek.jp

平和つむぎブログ http://heiwa0.seesaa.net/
●祝 鎌倉市平和都市宣言50周年(日本初)●
●2010年 あんぽ条約50周年改定でなく平和条約でいこ●
 






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