[CML 000299] 裁判員制度

鈴木 俊彦 tosihico at u01.gate01.com
2009年 6月 10日 (水) 21:12:15 JST


「裁判員制度」に反対の鈴木です。
今朝の新聞によりますと、制度施行から18日間で裁判員制度の
対象事件で起訴された人が83人になったそうですね。
先日の市原市での「裁判員制度学習会」の報告を少しします。

講師の方は刑事事件に携わる弁護士の先生で、弁護士としての
立場からのお話を聞くことができました。これまでの学習会や
集会では裁判員の側からのお話が多く、大変新鮮でした。
被告のための証人を探すことは途方もなく時間がかかることで、
見つけた証人から信用されてその心を開いてもらうにはさらに
時間を要する、裁判員のためにという理由で裁判を急がされる
ことは決して国民のためにならない、とのことでした。
ここでいう国民とは被告のことで、裁判員ではありません。
裁判員は裁判員となった瞬間に民生委員等と同様の「準公務員」
になり、それはもう「権力の執行者」であって一般の国民とは
違う立場なのだそうです。(「公務員」だったら憲法尊重・擁護
の義務が生じます。私はそうとは知りませんでした)
裁判員制度は、国民に「公務員=権力の執行者」となることを
強いる制度でした。例えば「自衛員制度」や「警察員制度」が
生まれた場合を想像すると、この制度の危険性が分かります。
ちなみに千葉県は薬物事件が多い成田空港を抱え、裁判員制度
の対象となる事件の数は日本で三番目だそうです。
今回裁判員候補者への通知が295,000人に送られ、125,000人が
その通知を開封せずの返送したそうです。
この返送を罪に問う法律はないようなので、「そのまま返送」が
裁判員を拒否する場合の最も容易な方法かもしれません。

鈴木俊彦


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