[CML 000730] チチハルから、遺棄化学兵器被害者の子どもたちが来日します。
Suopei_Gmail
suopei.sasaerukai.jimu at gmail.com
2009年 7月 21日 (火) 14:53:05 JST
こんにちは。中国人戦争被害者の要求を支える会です。
中国チチハル市から、
旧日本軍の遺棄化学兵器による
被害を受けた子どもたちが、
この度裁判にあわせて来日し、
集会を行います。
治療法のない殺傷兵器に被毒すると、
その後の人生に甚大な影響を与えてしまします。
未来のあるはずだった子どもたちまで、なぜ今だに被害に
遭うのか。国内外に遺棄されている「毒ガス」の問題も含め、
問うて行きたいと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
■━━★転送歓迎★取材歓迎★━━━━━━━━━━━■
子どもたちが未来を生きるために
〜終わらない戦争…遺棄化学兵器問題を考える〜
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旧日本軍がつくり、捨てた毒ガス弾の被害が、21世紀になっ
ても起こっています。
しかも、未来のある子どもたちも被害にあっています。中国
のチチハル・敦化の被害者は、日本政府を相手に裁判を行
なっています。日本国内でも被害者が出ています。
7月29日(水)に、遺棄毒ガスチチハル事件の裁判で来日す
る二人の少女、馮佳縁ちゃん、陳紫薇ちゃんをお呼びして、
遺棄化学兵器問題の解決を考える集会をもちます。
多くの方のご参加をお待ちしています。
◆日時: 7月26日(日)14:00-17:00
◆場所: 明治大学 リバティータワー 地下1階 1001教室
(JRお茶の水駅下車5分)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
◆資料代:500円
◆来日予定者:馮佳縁さん(1992年生まれ)とお母さん
陳紫薇さん(1993年生まれ)とお父さんの
陳栄喜さん(お父さんも原告です)
◆プログラム:
第一部:子どもたちは訴える
映像上映・敦化の被害者を訪ねて
映像上映・インタビュー(佳縁ちゃん)
馮佳縁さんとお母さんの発言
陳紫薇さんとお父さんの発言
第二部:シンポジウム 子どもたちが未来を生きるために
〜遺棄化学兵器問題の解決を目指して〜
1.被害の実相について
2.人間の尊厳の回復のために
パネリスト:
橘田亜由美(医師)
三坂彰彦(弁護士)
北宏一郎(ジャーナリスト)
《プロフィール》
馮佳縁さん(1992年生まれ)
佳縁ちゃんは、体育が好きな女の子でした。しかし2003年
に起きた化学兵器の被毒事故で深刻な被害に遭い、手足に饅
頭大の水ぶくれができ、歩けない状況で3ヶ月間入院しまし
た。退院後は肺など全身に後遺症が残り、少し歩いただけで
も疲れてしまい、大好きだった体育も出来なくなりました。
「事故にあってからは友達も離れてゆき、とてもさびしいで
す。体操選手になるのが夢でしたが、もう、叶わなくなりま
した」。
陳紫薇さん(1993年生まれ)
紫薇ちゃんは、事故に遭うまでは外で遊ぶのが大好きで活
発な子でした。良心と祖父母と仲良く暮らしていました。
2003年8月4日、庭の整地をするために運ばれてきた土の
山で遊び、父親の陳栄喜さんとともに被害に遭いました。事
故後はとても疲れやすく、風邪をよくひきます。集中力もな
くなりました。 中学は、紫薇ちゃんが毒ガス被害者である
ことを知らない少し離れたところへ通いました。将来は、私
やお父さんのことを治療してくれたお医者さんになりたいと
思っています。
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!!関連裁判情報!!
◆遺棄化学兵器・敦化裁判
7月27日午後3時〜 東京地裁705号法廷
◆遺棄化学兵器・チチハル裁判
7月29日(水)午前10時〜 東京地裁103号法廷
馮佳縁さんの原告本人尋問、お母さんの陳述、
陳紫薇さんの原告本人尋問、と陳栄喜さんの本人尋問
を、一日かけて行います。
主催:遺棄化学兵器問題の解決をめざす会
中国人戦争被害者の要求を支える会
ABC企画委員会
毒ガス問題を考える会
チチハル8・4被害者を支援する会
周くん・劉くんを応援する会
化学兵器CAREみらい基金
連絡先:中国人戦争被害者の要求を支える会
03-5379-2607
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