[CML 000720] FW;7.20 地下大学
長船青治
sosafune1 at mac.com
2009年 7月 19日 (日) 11:36:46 JST
長船です。
「9条改憲阻止の会・ML」から件名で転送します。
1980年代の原宿〜代々木公園のホコテンで中近東や中央アジアの友人た
ちのコミュニテイーに
彼らと遊びに行ったことが私もあります。とてもいい雰囲気でたくさん
の友人ができたと思ったのに
彼らはどうしているのだろうか。
「京都自由大学」と似ているような東京の「地下大学」の久しぶりの講
座です。
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長船青治
http://www.jca.apc.org/~pencil/
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都市と新青年たち 社会的地理と運動する欲望
─ ウヨ・フリーターの根拠を抉り取るために
・「秋の嵐」の映像記録 鹿島拾市 speaks
・ドキュメンタリー「新宿1970」 藤田五郎 speaks
・7月20日(月・休日)14〜18時
・素人の乱12号店・北中ホール
・資料代500円+出来れば投げ銭
この数年来、フリーター運動、素人の乱、「自由と生存の家」
そして様々なフリースペースを徘徊する訳の分からない人びと、「新青
年/新女
性」たちが都心部に現れている。
その一方で、埼玉の蕨で起きた排外デモのような排除の動きも、ネット
社会の巨
大なゴミ箱の中から這い出してきた。私たちの生きる「地理」は今、明
らかに変
貌しようとしている。
68年世代には理解できない少年・少女たちの運動が都市の路上に現れた
のは、
1980年代終わりの「秋の嵐」からだったと思う。彼らが出没した原宿
は、当時半
蔵門線が関東のディープ北部まで開通したばかり。
そのラインに乗って、郊外の低所得ローティーンたちが「竹の子族」や
punksと
して集まり、歩行者天国では隣にイラン人たちの一時的なコミュニティ
も生まれ
ていたのである。それでも竹の子族や家出少女たちは、中東から来た人
たちを叩
き出そうとはしなかった。
無惨な原理主義と化した「68年」の残照が消えた頃、新しい地理
の運動が現れ
る。しかし、「68年」そのものが新宿を中心とした「新青年/新
女性」たちの大
爆発だったのである。新宿ー原宿ー高円寺と、大きく湾曲する都市空間
の中で欲
望する運動は動き続ける。
「1970年」の1年間で急激に変貌する新宿の街を撮った
NHKドキュメンタリーや、
「秋の嵐」による原宿路上でのスピーカーズ・コーナーを記録した
80年代の映像
を見ながら、「ウヨ・フリーター」が出現する根拠を思い切り深く抉り
取りたい。
http://www.chikadaigaku.net/
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