[CML 000696] Re: 針生一郎さんと語るつどい
maeda akira
maeda at zokei.ac.jp
2009年 7月 17日 (金) 10:41:15 JST
前田 朗です。
7月17日
東本さん
はい。重要なのは何よりもまず、事実を確認する事ですね。
私が持っている情報は下記に引用したものだけです。日夏露彦さんの文章にはほかの事も書いていて、さまざまに針生さんを批判していますが、霊感商法関連は下記の引用部分です。
http://list.jca.apc.org/public/cml/2009-July/000650.html
日夏さんの指摘をどう受け止めるかは、人によりけりかもしれません。
私は(1)『社会評論』を基本的に信用できないとは考えていないこと、(2)日夏さんの文章をこれまでにいくつか読んだことがあるので信用できないとは考えていないこと、(3)今回の文章では、より具体的には、昨秋の美術評論家連盟総会で発言したのに聞き流されたとまで明言していること。以上から、少なくとも日夏さんが、一定の根拠を持って書いているものと判断しています。
ただし、ほかに情報を持っているわけではありません。他方、万が一、情報に誤りがあれば、日夏さんに責任が生じますし、私にも責任が生じます。
私は、次のように書きました。
「上記シンポジウムに名前を連ねた鵜飼哲さん、徐京植さん、太田昌国さん、小倉利丸さんたち(他の人とはまったく面識がないので省略)は、針生一郎さんに、事実をきっちり「問い質す」のか、席を同じくして批判的に切り結ぶのか、それとも、日夏露彦さんの指摘を「聞き流して」しまうのでしょうか。「いや、アトミックサンシャイン沖縄展の話だけをするのだから、他のことは関係ない」と嘯くのでしょうか。果たして彼らは、かねてからの自分の思想や言動に相応しい態度を示せるのでしょうか。それとも、そんなことはないとは思いますが、「地金が出てしまう」のでしょうか。」
事実を本人に「問い質す」のが第一でしょう。私が沖縄シンポ主催者ならシンポの前に本人に連絡をとります。私がシンポのパネラーなら事前に情報収集した上で、シンポで本人に問います。その上で厳しく批判します。
まずは針生さん本人に聞いてみることです。その上でどうするのか、それぞれの団体や個人が、きちんと議論・検討すべきでしょう。社会に向けて「霊感商法と一緒に***運動をしましょう」と呼びかけるのか。「それとこれとは別だ、霊感商法に協力していても、***反対の一点で一致できれば」とあいまいにごまかすのか。それとも毅然とした態度をとるのか。
上記の沖縄シンポをはじめとして、平和運動の中には、他の問題で「沈黙していることは共犯になることだ」と断言してきた人が何人もいます。にもかかわらず、自分たちに問題が及んだときには、沈黙してしまうのかどうか。
私は沖縄シンポの主催団体にもヤスクニの闇行動実行委員会にも属していません。針生さんと面識もありません。ですから、これ以上、議論に立ち入ることは避けますが、上記団体・シンポ関係者の従来の言動からして、まさかこの問題を避けて通ることはないであろうと、期待しています。
すでに個人メールで「事実確認します」との連絡をいただいた方もいます。
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