[CML 000639] 社会主義ゼミナール:新自由主義の破綻と「対抗社会」の構想 のご案内

前田 純一 maeda.junichi at nifty.com
2009年 7月 11日 (土) 14:39:21 JST


  2009社会主義ゼミナールin近畿

 2008年秋から始まった金融危機は、震源地アメリカにとどまらず、世界中で金融収縮を引き起こすとともに、さらに実体経済にも波及し、世界同時不況=世界恐慌を進行させています。新自由主義は、戦後の国家独占資本主義に代わって、市場原理主義にもとづき資本の価値増殖を阻む規制を次々ととっぱらい、資本やマネーを自由に地球上で移動させ、世界の労働者・民衆への搾取を強化し、社会保障を切り縮めることで、資本の生き残りを図る体制でした。

 いまやその新自由主義の破綻が、世界同時不況、貧困と格差の拡大、環境破壊として、世界中で白日の下にさらけ出されてしまいました。しかし、このままで資本主義の自動崩壊をもたらすものではありません。 新自由主義に代わるべき「新しい対抗社会」の構想を模索しながら、国境を超えて連帯し、グローバル巨大資本の横暴と闘う、労働者や民衆の大衆的な運動の建設こそが求められています。 社会主義を展望し、これまでの私たち自身の運動の欠陥や限界を克服していくための一助として、本ゼミナールにご参加されることを呼びかけます。

*       テーマ 新自由主義の破綻と「対抗社会」の構想

*       講 師 岩佐卓也さん(神戸大学発達科学部大学院准教授)1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。論文に「日本における新自由主義の性格規定について」(賃金と社会保障1446号、2007年)「新自由主義批判の視座」(法律時報78巻6号、2006年)など。

*       日 時 7月18日(土)午後6時15分〜

*       会 場 大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5階)

*       資料代 1000円

主催:近畿社会主義ゼミナール実行委員会(連絡先:大阪市北区天神橋筋6丁目1番24号米田ビル4F TEL06(6353)3072)

前田純一


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