[CML 000627] 7月20日、パレスティナの報告会 東京・四谷にて
sakaguchi koichi
ekinkoichi at hotmail.com
2009年 7月 9日 (木) 18:17:08 JST
<転載、転送大歓迎です>
先に投稿がありましたが、フリーガザのイスラエルに拘束されたメンバーは現在、全員解放されました。救援、抗議に関わられた皆さん、7月7日にイスラエル大使館前での抗議行動を主催されたピースボートの方々、また参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。
さて、私自身、今年の2月中旬から5月中旬まで、ガザのラファ国境付近およびヨルダン川西岸占領地に滞在、主として西岸地区ではISMのメンバーとともに活動してきました。今回の滞在の終盤になってフリー・ガザ・ムーブメントの事務局のメンバーと知り合い、現在、微力ながら、その活動にも参加しています。
パレスティナ占領地、ガザ、ヨルダン川西岸地区での抑圧は、これを書いている今、現在も日々、その壮絶さを増しているのが現状ですが、3年前の滞在と今回を比較して感じたことは、もはや国際政治による解決だけを待っていては駄目なんだ、それでは現に抑圧されているパレスティナの人々を孤立させてしまうということで、世界中からフリー・ガザ・ムーブメントやビバ・パレスティナそしてISMの運動などのディレクト・アクションによる活動が活発化してきているということです。
それを受けて日本でも、上記のような運動を広く伝えるとともに、世界のそのような国境を超えた運動により多くの日本人がその存在を知り、協力、連帯していかなければとの思いで、帰国後、フリー・ガザ・ジャパンという団体を立ち上げました。
より多くの皆様の参加と協力が必要です。よろしくお願いします。
パレスチナを孤立させるな:「Free Gaza」で活動中の阪口さん緊急報告会
日時:7月20日(月) 18時30分〜(開場18時)
場所:四谷地域センター12階・多目的ホール
アクセス:地下鉄丸ノ内線「新宿御苑」駅より四谷方向に向かって徒歩5分
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/about.html
参加費:500円
※報告会実施と同時に「フリー・ガザ・ジャパン」の活動に対するカンパを募っています(下記参照)。
主催:フリー・ガザの活動を知る会(freegaza0720 at yahoo.co.jp)
■報告■ 阪口 浩一さん(Free Gaza Japan代表)
日本最大の日雇い労働者の街である大阪・西成区釜ヶ崎地区で活動を続けてきたが、今年 2月中旬から3ヶ月間、パレスチナのガザ地区国境とヨルダン川西岸地区占領地に滞在し、Free Gaza Movementに参加。今後も現地で活動を継続すべく、6月1日にFree Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン)を設立、賛同と支援を呼びかけている。7月下旬から再度現地入りの予定。
■Free Gaza Movementとは■ 2006年に結成された、パレスチナ支援のための国際人権組織。昨年の夏以降、外国船としては第三次中東戦争以降41年ぶりに救援物資と人道的支援者を乗せてガザ入港を果たし、以降継続して5回に渡る航海を成功させている。
http://www.freegaza.org/
〜阪口さんより、集会への呼びかけ〜
日常の暮らしの中で過酷な抑圧を強いられ続けている、イスラエル占領地に暮らすパレスティナ人たち。昨年12月から今年の1月に掛けてイスラエルにより行われたガザ地区への侵略については、国連や赤十字、アムネスティをはじめ様々な国際機関の調査により、白リン弾の使用や一般住民に対する無差別殺戮が明らかになっている。そのような殺戮を伴う悲劇が繰り返されるたび、大手マスコミは盛り上がりはするが、パレスティナ人が日常で強いられる抑圧、占領に関してはほとんど報道しない。多くの日本の人々はイスラエルとパレスティナ人の間で“戦争”が継続されていると錯誤している部分があるが、現実には巨象が蟻を踏みつけるがごとく力の差は天文学的に圧倒的であり、イスラエル政府がパレスティナ人に対し日々行っている行動は、殺戮と虐殺以外の何物をも意味しない。
本年の2月中旬からの3ヶ月、ガザ地区国境とヨルダン川西岸地区占領地に滞在した体験を元に、復興支援物資でさえ搬入を許されないイスラエルによる国境管理、エルサレムで象徴的な形で行われているパレスティナ人家屋の大量破壊と止まる事を知らない入植者の増加について、現地報告をしたい。後半部では、そのような過酷な緊急を要する現実のなか、国際政治力学による解決をただ待ち望むのではなく、“パレスティナ人たちを孤立させてはいけない”という思いを胸に、その現場へ、陸路から海路からディレクイト・アクション(まずは行動から)により世界中から人々が集まり始めている状況について、報告を行う。そしてパレスティナ支援の最前線で盛り上がるディレクト・アクションに呼応する形で、先日立ち上げたFree Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン)の設立趣旨の説明とそれへの賛同・支援を呼びかけたい。
■報告会に関する問い合わせ
メールアドレス:freegaza0720 at yahoo.co.jp(フリー・ガザの活動を知る会)
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また同時に、「Free Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン)」への賛同・協力のカンパも呼び掛けています。集会に参加できない方もぜひ、カンパについてご検討ください。
Free Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン)は、阪口浩一の2度に渡るパレスティナ滞在と活動をふまえ、これまで阪口が活動拠点としてきた日本最大の日雇い労働者の街・釜ヶ崎での活動体験、日本の中での貧困に対するさまざま運動やそれを支える活動家たちへの讃歌とメッセージを込めて、今年の6月1日に設立された。
団体の目的は、イスラエル政府によるパレスティナ占領の過酷な象徴となっているガザ地区の人的、物的移動の自由を認めさせること。ヨルダン川西岸占領地区でのパレスティナ人家屋破壊と違法入植をまずは止めること。そのための呼びかけと行動を積極的に行いたい。
昨年の夏以降、外国船としては第三次中東戦争以降41年ぶりに救援物資と人道的支援者を乗せてガザ入港を果たし、以降、継続して5回に渡る航海を成功させているFree Gaza Movement (http://freegaza.org/)。今年の2月14日に救援物資を積んだ100台のトレーラーにてロンドンを出発し、欧州・北アフリカを走破しながら3月中旬にガザ入国を果たしてガザの人々の大歓迎を受けたViva Palestine(http://www.vivapalestina.org/)。分断壁や家屋破壊といった過酷な占領地の現場にパレスティナ人と共に立ち会い続けているISM=International Solidarity Movement(http://palsolidarity.org/)。Free Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン)は、こうした国際的な運動体と連帯しながら、支援活動を行っていく。また将来的には、日本から日本人による直接支援を、その成果としてのアジア各国における呼びかけも行っていきたいと考えている。その先にはガザ、パレスティナに留まらず、拝金主義の国際政治力学の下に虐殺され続けている世界の紛争地への支援と、現在まで本質的な歴史認識を変えることなく突き進んでいる日本人としての立ち位置を問いながら朝鮮半島を始めとする東アジア、アジアでの活動を行うことが、当然射程に入って来るだろう。
いきなり大風呂敷を広げましたが、立ち上げ人である私はやはり希望を持ち続けて生きていたいと思います。そして、そのバトンは確実にこの日本と呼ばれる国に生まれる次の世代、そしてまたその次の世代にとっての力となることを、私自身の海外体験からでも確信を持って言い切ることが出来ます。例えば、アメリカ合衆国にて私はマルコムXやマーティン・ルーサーキングの誇りある同世代の人々に、ラテンアメリカにてカストロ、チェ・ゲバラたちの誇りある子供たちに、隣国韓国における民主化闘争の誇りを抱く子孫たちに会い、励まされ活力を貰って来ました。
もう、スクリーンの向こうに外国のアイドルを抱き追い続ける時期を終わりにしなければいけないと思うのです。日本に生きる私たち、ひとりひとりが道に迷いながらも行動で示していけば、次の世代の子どもたちも希望を持つことが出来ます。
より多くの皆様方の支援と賛同を呼び掛ける次第です。よろしくお願いします。また、行動に参加したい、ウェブの作成など手伝ってみたいという方も大歓迎ですのでよろしくお願いします。
Free Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン)
呼びかけ人 阪口 浩一(エキン)
電話 080−6101−5281
mail ekinkoichi at hotmail.com
■カンパ振込先:
郵便口座 Free Gaza Japan(フリー・ガザ・ジャパン) 記号14190 番号36469901
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無料で使える25GB。USBメモリの代わりに、Webに保存
http://clk.atdmt.com/GBL/go/153787332/direct/01/
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