[CML 000580] イラクとヒロシマをつなぐ
川島 実穂
m-kawa71 at taupe.plala.or.jp
2009年 7月 5日 (日) 00:28:35 JST
こんにちは、イラク平和テレビ局inJapanの川島です。
今週の映像は『サーレフ SANAテレビ局長 ヒロシマで語る』です。
ぜひホームページ http://peacetv.jp/ からサンプル映像をご覧ください。
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<映像紹介>
2009年5月22日、第1回戦争と貧困をなくす国際映像祭のために来日した
サナテレビのサーレフ・アル・イラキ局長がヒロシマを訪れました。
今回の映像は原爆資料館を訪問したサーレフさんの被爆地ヒロシマで感じ
た思いを取材しています。
原爆資料館の中で被爆の惨状に見入るサーレフさんの悲しみに満ちた視線
が印象的です。原爆を落とした同じ米軍が、イラクで大量殺戮兵器を使い、
罪もない市民の命をどれだけ奪ってきたことでしょう。このことを思い浮
かべたサーレフさんは、涙を止めることができません。
そしてサーレフさんは、「無実の市民に対する野蛮な攻撃で20万人もの
罪のない人々が命を失った。これは人類の恥と言うべきものである。」と
厳しくアメリカを批判します。「この戦争犯罪は今もイラクでくり返され
ている」からです。
ヒロシマでは、IFCとの連帯運動に取り組む中で、イラクでの原爆展を
開催するために、原爆の写真資料をIFCに贈る運動が展開されてきました。
2008年10月、IFC(イラク自由会議)はヒロシマの市民から贈ら
れたヒロシマの被爆を中心とした120点の写真資料を使って、バグダッド
で初めて原爆写真展を開催しました。ハラブジャやスレイマニアなどでも
開催されました。
サーレフさんによると、占領軍と傀儡政権の居座るバグダッドのグリーン
ゾーンから200mしか離れていないタハリール広場で開催したときには、
米軍部隊が広場周辺を包囲しました。よほど占領軍にとっては困った取り
組みだったのでしょう。
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