[CML 002494] Fw: 千葉県の人権・男女平等教育に関する緊急要望書に賛同をお願いします。

higashimoto takashi taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
2009年 12月 27日 (日) 12:43:39 JST


前千葉県議の岩橋百合さんからのご情報によれば、千葉県教育委員会の教育長(森田知事任命)
は、この12月議会で堂本知事時代に導入する学校が増えた男女混合名簿を目の敵にしている自
民党県議の質問に答えて、同男女混合名簿の見直し、すなわち廃止に積極的に取り組む旨の答弁
をしたということです。

その岩橋さんが同男女混合名簿の存続を求める要望書への全国のみなさまのご賛同を呼びかけ
られています。以下、岩橋さんの呼びかけと同要望書の転送です。ご協力いただければ幸いです。

なお、同賛同呼びかけの締め切りは1月10日、同賛同の送信先は以下です。

岩橋:yuri-i at mtj.biglobe.ne.jp

注:賛同のしかたは「肩書、団体名などをつけていただいても結構、千葉市 誰それ というのでも
結構です」ということです。


東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp

《転送可》
………………………………………………………………………………
みなさま、千葉の岩橋です。

森田知事になって千葉県の教育や男女共同参画、
環境や県民参加などのあり方が、(予測されたことではありますが)
大きく変わろうとしています。

総合計画の策定はその手法が全く何十年も前に逆戻り、県民参加は
どこへやら、という感じなのですが、内容も総花的大くくりで
具体性のないものです。こういうものに対してアリバイ的に
パブコメを取っていますが、何を書いたらいいのか分からないというのが
大かたの感想ではないでしょうか。

しかし、議会の動きなどから3番瀬の埋め立てに意欲ありとか、
警察の増強、鬼泪山の山砂採取、残土・産廃の運び込みを可能にする、
といった方向性が見えています。

中でも今回の12月議会で堂本知事時代に導入する学校が増えた男女混合名簿を
目の敵にしている自民党県議の質問に答えて、混合名簿の見直しは
総合計画の中で、と教育長答弁。(森田氏が任命)

議会の様子は市民ネットワークの千葉県のHPから
大野ひろみ県議、http://kenken55chiba.blog54.fc2.com/
川本幸立県議のブログへhttp://ken-net.gr.jp/kawamoto/

県内の女性団体や人権にかかわる活動をしている人たちが
急きょ集まり、緊急な要望書を出すことにしました。

ご自分で要望書、要請書、意見書などを県庁あてに出していただくのもよいのです
が、
お時間のない方は以下に貼り付ける要望書への
賛同者としてお名前を出してくださるようお願いします。

肩書、団体名などをつけていただいても結構、
千葉市 誰それ というのでも結構です。

ご自分で書いていただける場合も、賛同者として名前を
出していただける場合も、締め切りは1月10日とします。

以下要望書

県知事 森田健作様、
教育長 鬼沢佳弘様

千葉県の人権・男女平等教育に関する要望書

私たちは行政主催の講座などをきっかけに、日本社会の中で重要な課題となっている
男女平等・男女共同参画を実現していくための地道な活動をしてきた団体・個人で
す。
 男女共同参画社会基本法が制定されても、まだまだ働く場での男女平等が達成され
ているとはいえません。就職時や賃金や法律(結婚年齢、離婚から再婚までの期間)
にも男女差別があります。また、政策・方針決定の場に女性が非常に少なく、国連の
ジェンダー開発指数は低いままとなっています。
中でも人々の男女の固定的役割分担に関する意識は根強く、男女平等の実現を阻害し
ています。
 日本の学校の名簿は、男女別・男が先・女が後という時代が長く、それが当然のこ
ととして受け止められてきましたが、世界女性会議などを通して世界の学校の現状で
は、男女別名簿は非常に少数であること、義務教育と高校生活9年間の中で、知らず
知らずに男女に分ける考える方や、「男子が女子より先」の意識を植え付けられてき
た側面があることが指摘されるようになりました。
男女別名簿を支持する方々は「差別ではない、単に区別だ」と主張していますが、子
どもたちの身近なところから男女差別をなくしていくという混合名簿の真の意義は社
会でも広く支持されているところです。
 しかるに、12月県議会の一般質問で「男女混合名簿の使用をやめるように」とい
う質問が出され、教育長は、総合計画の中で検討すると答弁されました。しかし、教
育長自身がその答弁の中でおっしゃっているように、学校の名簿は男女共同参画に意
識が向くための一つのきっかけとして導入され、ようやく定着してきたところです。
 民間団体の調査に答え、先生方からも、「教育のあらゆる場面で、教師も子どもた
ちも保護者も、常に男女を分ける意識と習慣がすりこまれ、男子は〜、女子は…と注
意したり、男女別に作業分担をしたり、男女に分けて考えがちな意識に気づかされ
た」との声が寄せられています。
 社会の要請により、導入され、定着しはじめたばかりの男女混合名簿を、廃止する
ことがないように強く要望いたします。

男女共同参画をすすめる会
広瀬清美 
柏市新富町2−4−7 

  賛同者
………………………………………………………………………………





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