[CML 002308] ボパールの悲劇は終わっていない
坂井 貴司
donko at ac.csf.ne.jp
2009年 12月 13日 (日) 13:14:52 JST
坂井貴司です。
転送・転載歓迎。
25年前に世界を震撼させたインド・ボパールの有毒ガス流出事件。事故直後
に7000人以上が、その後1万5000人以上が死亡し、現在までの被害者が50万人以
上にのぼる大惨事でした。
今、高度経済成長に湧き、注目を集めるインドで起こったこの事故は、実はま
だ終わっていません。
有毒ガスを流出した殺虫剤工場を経営していたアメリカのユニオンカーバイド
社は、インド政府に補償金4億7千万ドルのを支払いました。しかし、被害を受け
た住民は現在まで充分な補償を受け取っていません。有毒物質の除去はほとんど
行われませんでした。今も住民は有毒物質汚染に苦しめられています。ずさんな
有毒物質管理が明らかになったにもかかわらず、ユニオンカーバイド社は責任を
とりませんでした。
2001年、ユニオンカーバイド社はダウ・ケミカル社に買収されました。ダ
ウ・ケミカル社は、ボパールの事故とは無関係であると主張しています。
ダウ・ケミカル社は、ベトナム戦争時、大量に散布され恐ろしい被害をもたら
した「枯れ葉剤」を製造した化学企業です。
ボパールの被害者たちは25年間に渡って補償と謝罪、持続的な被害対策を求
めて戦い続けてきました。
ダウ・ケミカル社のCEO(最高経営責任者)アンドリュー・リベリスに、責任を
取ることを求めるアムネスティ・インターナショナルの行動要請です。
このHPからメールを送ることができます。
「史上最悪の化学工場事故から25年 ボパールの悲劇は終わっていない」
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2787&mm=1
また、メールの他にハガキや封書を送ることもできます。
住所
Mr.Andrew N. Liveris
Chairman and Chief Executive Officer,
The Dow Chemical Company,
2030 Dow Center,
Midland, Michigan 48674,
USA.
ハガキは70円、封書は110円です。(航空便)
映画「華氏911」・「シッコ」の監督であるマイケル・ムーアによれば、企
業は世間体を非常に気にするため、こういったメールや手紙にはきわめて敏感で
あるとのことです。
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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