[CML 002227] 『バグダッドの病院から−米軍の化学兵器・放射線兵器による被害−(前編)』

川島実穂 m-kawa71 at taupe.plala.or.jp
2009年 12月 6日 (日) 01:19:07 JST


こんにちは。イラク平和テレビ局inJapanの川島です。
今週の映像は『バグダッドの病院から−米軍の化学兵器・放射線兵器による被害−
(前編)』です。
米軍の攻撃のひどい地域からたくさんの子どもたちが犠牲になっていることが伝わっ
てきます。

サンプル映像も↓でみることができますので、ぜひ見てください。

 http://peacetv.jp/

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<解説>
2009年7月、サナテレビはバグダッドのアル・シーク・ザイード病院を取材しま
した。
ここには米軍の化学兵器や放射線兵器によって脳腫瘍などになった患者が入院してい
ます。
映像は米軍の戦争犯罪をあばくとともに、患者の治療を支える病院スタッフの取り組
みを伝えています。

サナテレビはこの病院の入院患者で、一見して化学兵器か放射線平気の影響と思われ
る状態の子ども達を撮影しています。
そして家族や治療に当たる医師に状態を聞きます。女性の医師はインタビューにはっ
きり答えます。
「これは腫瘍[しゅよう]です。アメリカ軍の空爆攻撃の残骸と化学兵器などが原因で
す。」と。
そして「良くなる可能性はとても低いです。」とつらそうに語ります。他の病院職員
も米国軍による爆撃を受けた地域からこの様な患者がたくさん来ていることを語りま
す。

家族の中で他の人は何の異常もないのに、アメリカの対イラク戦争・占領後、腫瘍を
発生したこうした子供が増えているのが分かります。
そうした子どもたちは首都バグダッドを中心として、米国軍がひどい攻撃を繰り返し
たラマディーやファルージャや南部のジーカール州など、イラク全
土からやってきています。多くの患者が脳などに腫瘍を発生しています。

カメラは、こうした戦争被害者である患者と家族の様子と共に、必死で治療をする医
師、看護士、病院職員達の姿も取材しています。





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