[CML 002194] 辺野古に米軍基地を作ってはダメ!至急、総理大臣にあなたの一言、伝えよう、と呼びかけます
FURUSHO
furusho at mail.hinocatv.ne.jp
2009年 12月 2日 (水) 00:03:13 JST
古荘です。
いつも緊急の要請でごめんなさい。
ダブって届いたら、お許しください。
メールが送れない人用に、A4で作成したものもあります。
必要な方には添付で送ります。
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転送・転載、大歓迎です。
【全国の皆さんへ、緊急の呼びかけ】
※ 辺野古への基地建設を許さない実行委員会
連絡先:090-3910-4140(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
私たちは、首都圏を中心に活動を続ける市民グループ・労働組合など、38団体
で構成する「辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)」です。
大至急、総理大臣にあなたの一言を伝えようと呼びかけます。
辺野古に米軍基地を作ることはダメです!
在日米軍の75%(占有面積比)が押しつけられている沖縄に、また1つ、米海
兵隊の巨大な出撃基地を作って、沖縄の苦しみを増やしてはなりません。
「世界一危険な」普天間基地は、5〜7年の間に返すと約束されてから13年も
経ちます。普天間基地はすぐに閉鎖し、撤去されるべきです。
アメリカに、これらの当然の要求をきちんと伝えてください。
対等な日米関係を主張してきたとおりに実践してください。
【呼びかけの趣旨】
民主党は「普天間基地の県外・国外移設」を掲げて政権交替を実現しましたが、
鳩山連立政権は、ここ2ヶ月あまりの迷走を続け、大変アブナイ様相を帯びてき
ています。
自公政権は、13年間も辺野古に作ることができませんでした。
沖縄現地の粘り強い不退転の闘いに、多くの人々が共感し、連帯の輪が拡がりま
した。
辺野古への基地建設はマチガイだということを世界に示してきました。
もし「県外・国外」を主張し、アメリカと対等な外交を主張してきた現在の政権
が、アメリカの脅しに屈して沖縄県民の声を受け止めず、辺野古を進めてしまっ
たら!
鳩山政権の致命傷になる、だけでは済まされません。
今、沖縄の闘いに連帯して、全国から声をあげてほしいのです。
沖縄だけの問題ではありません。
日本中の私たちの問題です。
あなたの声を、総理大臣、政府に届けてください。
時間がありません。でも、どんな状況になっても、諦めないでやり続けましょう。
それぞれの地域でも、それぞれ可能な方法で行動し続けましょう。
「辺野古実」は、この「呼びかけ」の他にも、いくつかの行動の「呼びかけ」を
していますす。
【送り先】
総理大臣 鳩山由紀夫様
・メール(首相官邸「ご意見募集」)http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
・郵送:〒100-0014 千代田区永田町2-3-1 首相官邸
外務大臣 岡田克也様
・メール webmaster at katsuya.net
・Fax:03-3502-5047 ・Tel:03-3508-7109
防衛大臣 北沢俊美様
・郵送 〒162-8801 新宿区市谷本村町5-1
http://www.mod.go.jp/j/defense/mod-sdf/mod/index.html
・メール(防衛省ホームページで)
https://sec.mod.go.jp/mod/goikenshinsei/goikenbako/index.html
・Tel:(防衛省・代表)03-3268-3111 03-5366-3111
防衛政務官 長島昭久様tokyo21 at nagashima21.net
・郵送:〒100-8981 千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館309号室
・Fax:03ー3508-3309 ・Tel:03-3508-7309
沖縄担当大臣 前原誠司様
(内閣府沖縄(北方)担当特命大臣)
・メール(内閣府ホームページで):http://www.cao.go.jp/goiken.html
・郵送で:〒100-8914 千代田区永田町1-6-1
・Tel: 03-5253-2111(大代表)
民主党本部
・郵送:〒100-0014 千代田区永田町1-11-1
・Fax:03-3595-9961 ・Tel:03-3595-9988(代表)
社民党本部
・郵送:〒100-8909 千代田区永田町1-8-1社会文化会館
国民新党本部
・郵送:〒102-0093 千代田区平河町2丁目14番7号 平河町コハセビル3階
・メール:info at kokumin.or.jp
・Fax:03-5275-2675 ・Tel:03-3239-4545、03-5275-2671
【経過の一部】
10月23日、岡田外務大臣は、「県外は選択肢として考えられない」として、
普天間の嘉手納基地への統合案を口にしました。
ゲーツ米国防長官が来日した直後です。またしてもアメリカの脅しに屈した!?
単なるブレとは到底思えないこの発言は、沖縄県内外に、大きな怒りをもたらし
ました。
北沢防衛大臣は、県外・国外は困難として辺野古現行案を仄めかし、予算を理由
に年内の決着を主張しています。
日米の閣僚級作業グループ(WG 日本側は外務大臣、防衛大臣が出席)が始ま
りました。「辺野古やむなし」の結論ありき、の心配も否定できません。
そして岡田外務大臣は、19日の参議院外交防衛委員会の答弁で、あらゆる選択
肢の中で辺野古もあり得ることを仄めかし始めたのです。
「最後は自分が決める」と発言し、「名護市長選の結果を見て」と沖縄県の民意
を重んじる態度を示してきた鳩山総理も、年内の決着の方向に動いているように
見えます。
30日には、首相と沖縄県知事との会見、ルース米駐日大使の沖縄訪問、12月
には岡田外務大臣の沖縄県訪問などが報じられています。
こうした動きを考えれば、最初の公約「県外・国外移設」の実現を放棄して現行
の計画に収束を謀っているのではないかと疑わないではいられません。
嘉手納統合案に嘉手納町議会は、全会一致で反対決議をあげました。
11月8日、急遽開かれた「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大
会」には超党派で2万1千人が集まりました。
共同代表の一人である翁長雄志那覇市長(自民党)は、嘉手納や下地島が見え隠
れするのではダメだと、県外移設を明確に主張し、「沖縄の人々が心を1つにす
るときだ」と語っています。
11月初めに琉球新報が実施したアンケートに、沖縄県41の首長のうち、35
人が「県外・国外」と回答しました。
沖縄タイムス・琉球新報の世論調査で、「県外・国外移設」63〜69%に上っ
たこと、全国紙(読売、朝日、毎日、産経)とNHKが実施した世論調査で、
「日米合意案(辺野古)の見直し・修正」を求める回答が、すべての調査で「現
行計画通り」という回答を上回ったことが報じられています。
自民党沖縄県連は、沖縄県知事、名護市長の意向を確認した上で、「辺野古への
移設容認」を見直し、「県外移設」に政策転換する方向だということです。
来年1月24日に行われる名護市長選挙で、11月18日、「名護市に新たな基
地はいらない」と宣言した稲嶺ススム候補に一本化しました。
事実上の一騎打ちとなった、一方の島袋吉和現市長も、辺野古への言及を避ける
など、争点ぼかしを狙っているようです。しかし島袋名護市長は、県知事の辺野
古要請を受け入れたのです。今さら、苦渋の選択であって誘致したのではないと
言い募っても、白紙撤回を一度も明言したことはないし、辺野古建設に積極的に
動いてきたことは明らかです。自公政権時代の移設協議会に、毎回出席して発言
しているのです。
最初から予想されたことですが、アメリカの圧力は、陰に陽に、政権交替の遥か
以前から続いています。
アメリカの言いなりだった日本政府の政権が交代してから、アメリカの新聞は
「日本が公式の場で反論するようになったことへの驚き」を見せ、政権交替後の
政策は、時間がかかって当然、という見方もある一方で、10月末、来日したゲ
ーツ国防長官の露骨な恫喝、最後通告めいた脅迫のことばも出て、いくら何でも
ヒンシュクものでした。ゲーツは占領軍総司令官のつもりですか!
ここ2ヶ月間、日米間の頻繁な行き来で、日本政府は早くもアメリカに見すかさ
れ、前政権と同様、脅せば簡単に転ぶ、となめられ始めていませんか。
仲井真弘多沖縄県知事と一緒に訪米した松沢成文神奈川県知事(元民主党)が、
11月7日、「辺野古への移設を進めなければ、神奈川県の負担が軽減しない」
と発言し、多くの人の怒りを買いました。名護市議会は全会一致で、松沢発言の
撤回と謝罪を求める決議をしました。
アメリカのしたたかさに屈しない対等な外交力量を持つ政府が、私たちには必要
なのです。
辺野古基地の予定地である大浦湾で、新種のエビ・カニ類の生息が多数確認され
たと世界自然保護基金(WWF)ジャパンは24日、発表しました。
報道では「496種のエビ・カニ類を採集した。今後調査を進めれば、さらに新
種の数が増える可能性もあるという」。
アオサンゴの発見などに続いての新しい発見です。
自然度の極めて高い大浦湾に、巨大な基地建設をすることはゼッタイにマチガイ
です。
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FURUSHO <furusho at mail.hinocatv.ne.jp>
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