[CML 052758] 【今日のブログ記事】■なぜイタリア・マッタレッラ大統領は民意を無視して議会第一党の【五つ星運動】と第二党の【同盟】が大連立してようやく誕生させたコンテ首相の組閣名簿を拒絶して首相就任を拒否したのか?

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2018年 5月 30日 (水) 10:30:17 JST


いつもお世話様です!

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派のネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日火曜日(2018.05.29)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2561】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】73分08秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/467741593

【今日のブログ記事】

■なぜイタリア・マッタレッラ大統領は民意を無視して議会第一党の【五つ星運動】と第二党の【同盟】が大連立してようやく誕生させたコンテ首相の組閣名簿を拒絶して首相就任を拒否したのか?

それには三つの理由があるだろう。

一つ目の理由は、マッタレッラ大統領はもともと『EU擁護派』であり、『EU懐疑派』の【五つ星運動】と【同盟】の大連立を最初から快く思っていなったからである。

二つ目の理由は、マッタレッラ大統領はもともと『現行の世界金融システム』の守護神であり『ロスチャイルド国際金融マフィア』の代理人だったからである。

このことがよく分かっるのは、マッタレッラ大統領がコンテ首相が提出した閣僚名簿の中に『ユーロ離脱』を主張するサボナ氏が入っており彼の入閣を断固として拒絶したことだ。

さらにマッタレッラ大統領が新たに暫定内閣の首相に指名したのが、IMF財政局長だったコッタレリ氏だったことである。

【画像1】マッタレッラ大統領(左)と首相に指名された元IMF財政局長コッタレリ氏(右)

ちなみに現在のヨーロッパ中央銀行(ECB)総裁は、元イタリア中央銀行総裁のマリオ・ドラギ氏である、彼は『ロスチャイルド国際金融マフィア』の一大拠点『ゴールドマン・サックス』の副会長を務めた後にイタリア中央銀行総裁に就任した人物で『ロスチャイルド国際金融マフィア』の代理人である。

【画像2】ヨーロッパ中央銀行(ECB)総裁マリオ・ドラギ氏

三つ目の理由は、イタリア共和国大統領にはイタリア憲法で強大な権限が付与されているからである。

イタリア共和国大統領は一見中立的で国事行為のみを行う象徴的な存在に見えるが、実はゝ腸餡鮖狂◆↓⊆鸛蠻ぬ晋◆↓7蛎盪愆権などの非常時大権を持つ『本物の大統領』なのだ!

イタリア共和国大統領が民意を正確に反映する『主権座民の大統領』になるには、フランスや韓国などのように『国民が直接選挙で選ぶ』選挙制度に変更すべきである!

【関連情報1】

▲イタリア共和j国大統領とは? (Wikipediaより抜粋)

イタリアの大統領はイタリアの国家元首である。概ね象徴的な元首だが、議会解散権、首相任命権、軍隊指揮権などの非常時大権(議会や内閣の助言によらずに独自の判断で行使できる権限)を持っているのが特徴的である。

大統領の権限は、憲法第87条に規定されている。

議会に教書を送ること。

議会議員の選挙を公示し、その招集の日を定めること。

政府提出の法律案の議会への提出を承認すること。

法律を審査し、法律の定める命令及び規則を制定すること。

憲法の定めるところにより、国民投票を公示すること。

法律の定めるところにより、国の官吏を任命すること。

外交使節に信任を与え、およびこれを接受すること。また、議会の事前の承認を得て国際条約を批准すること。

軍隊を指揮し、法律の定めるところにより設置される最高国防会議を主宰すること。また、議会の承認を得て、宣戦を布告すること。

最高司法会議を主宰すること。

恩赦及び減刑をおこなうこと。

栄典を授与すること。

【関連情報2】

▲ドイツ連邦大統領とは? 

ドイツ連邦大統領の権限はイタリア共和国大統領の権限と比較すると「中立的権力」に限定されている。

これは、戦前のヒンデンブルグ大統領領がゝ腸餡鮖狂△鉢⊆鸛蠻ぬ晋△覆匹龍大な大統領権限を乱用した結果ヒットラー・ナチスの台頭を許し、国民弾圧・ユダヤ人大虐殺とヨーロッパ・ソ連侵略戦争とドイツ崩壊の悲劇を招いた、とドイツ国民が反省して『歴史の教訓』から学んだ結果である。

(Wikipedia抜粋)

ドイツ連邦共和国基本法において、大統領の権限は「中立的権力」(pouvoir
neutre)」に留められている。これは、ヴァイマル共和政下において強大な権限が認められていたヒンデンブルク大統領が内閣を次々に入れ替えた結果、政治が不安定になり、最後にはナチスの権力掌握を許してしまった歴史への反省が反映されたものである。

義務と権限

国際法上における国家元首としてドイツ連邦共和国を代表する

原則として各連邦機関と確認の上、赦免を行うことは可能であるが単独の権限として恩赦を行うことは許されていない

特命全権大使の信任を執り行う

基本法に関する副署・交付・告知を官報を通じて執り行う

連邦議会に対する連邦首相候補の提案、任命及び罷免

連邦首相の提案に基づく連邦各担当大臣の任命

別に法律に定めがない限り、連邦裁判官・連邦の公務員・連邦軍の士官・下士官の任免を行う

連邦議会での連邦首相に対する指名選挙が3回に及んでも統一見解を得ない場合、再度の連邦議会選挙を実施するために、連邦議会を解散するか、大統領権限によるいわゆる少数与党政権を任命することが可能

連邦首相に対する信任が否決された場合、連邦首相の提案に基づいて21日以内に連邦議会の解散をすることができるが、これは連邦首相の提案後48時間の時間を置かなければならず、また提案あるいは決定前に新たな連邦首相が議会の過半数の支持で選出された場合には連邦大統領はこの権限を失う(ドイツ基本法68条)

連邦議会と連邦参議院からの統一議案に基づいて国際法上の国家防衛の必要性ならびにそのステーメントが求められた場合、連邦大統領はこれを官報を以って公告する

連邦議会の臨時召集

政党法に基づく各政党の財務委員会の召集

連邦大統領は就任後、連邦政府、並びに各連邦の所属機関に在籍してはならない

このように、連邦大統領の命令および処分は、連邦首相およびその事項を管轄する連邦政府大臣の副署があってはじめて有効となるケースが多いが、過去には大統領権限によってその議会決定を基本法に照らし正しくない見解であるとしてその署名を拒否した例が8回ある。これは政治的な意味での拒否権というよりも、大統領に与えられた使命として法の厳格化に照らし合わせた議会決議案の再確認による結果である。

【関連記事】

▲イタリア コッタレリ元IMF財政局長を首相に指名

2018年5月28日 毎日新聞

カルロ・コッタレリ氏=ローマで2018年5月28日、ロイター

https://mainichi.jp/articles/20180529/k00/00m/030/121000c

【パリ賀有勇】イタリアの次期首相に指名された法学者のジュセッペ・コンテ氏は27日、欧州連合(EU)懐疑派のサボナ元産業相の経済相への起用をマッタレッラ大統領が認めなかったため、組閣を断念した。大統領は28日、カルロ・コッタレリ元国際通貨基金(IMF)財政局長を首相に指名し、組閣を命じた。新政権が議会で信任を得られなければ、8月以降に再選挙が実施される見通しとなった。

マッタレッラ氏は28日、コンテ氏の組閣断念を受け、EUの求める緊縮財政路線に理解を示すコッタレリ氏を首相に指名。ただ、新政権の発足には、連立政権がマッタレッラ氏によって阻止された形となったポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」とEUに批判的な右派政党「同盟」が多数派を構成する上下両院議会で信任を得る必要がある。
ロイター通信によると、2019年初めの解散・総選挙を見据えた暫定内閣となるが、議会で信任が得られなければ8月以降の再選挙となる。

マッタレッラ氏は27日、コンテ氏と会談後にテレビ演説で「経済相以外の閣僚は全て受け入れた」と述べ、経済相候補を拒否したことを明らかにした。

コンテ氏は、連立で合意した「五つ星」と「同盟」が首相候補に推薦。閣僚の人選を巡っても両党の意向が反映され、「同盟」のサルビーニ書記長が経済相に推していたのが、EU懐疑派のサボナ氏だった。サボナ氏は、共通通貨「ユーロ」が「ドイツの支配下」にあると表現し、必要ならユーロ圏から離脱すべきだと主張してきた。

閣僚の人選を巡っては1994年、当時の首相に指名されたベルルスコーニ氏が、自身の顧問弁護士を法相に起用しようとして、大統領が拒否した。だが、今回の組閣を巡っては、経済相の代替候補は提案されなかったという。

サルビーニ氏は「イタリアはEUの許可が無ければ政権さえつくれないのか」と述べ、「五つ星」のディマイオ代表もマッタレッラ氏は「弾劾」に値すると主張するなど猛反発。両党は高い支持率を背景に、早期の再選挙を求めている。

(終り)

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