[CML 052542] 渡辺さんの検証を通して、国策東電原発事故による放射性物質の形状、性質、そして、それによる人体への影響を改めて学びました。

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2018年 5月 7日 (月) 21:41:04 JST


渡辺さんの検証を通して、国策東電原発事故による放射性物質の形状、性質、そして、それによる人体への影響を改めて学びました。


転送転載可

京都の菊池です。

登録しているML を通して、
下記の
大阪在住の渡辺悦司さんの検証を、教えていただき、
その検証を通して、
国策東電原発事故による放射性物質の形状、性質、そして、それによる人体への影響を改めて学びました。 改めて認識しました。
そして、この状況に、どのように向き合っていくのか、改めて考えています。

渡辺さんの検証を転載します。


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Date: Wed, 02 May 2018 01:28:07 

民青同盟呼びかけの飯館村農業支援活動の危険性


京都の学生や若者が、避難指示が解除されたばかりの飯舘村の視察と、さらには農作業の手伝いまでするツアーが、
民主青年同盟福島県委員会により提起されており、それに各県の委員会が応える形で、このゴールデンウィークに実施されているようです。

京都については以下のサイトをご覧下さい。
https://twitter.com/DYLJ_KYOTO/status/986800597037858816

その他の報道は、『民青新聞』インターネット版にたくさんあります。
以下はいくつかの例です。
https://twitter.com/MinseiFukushima/status/989495640500523009
https://twitter.com/MinseiFukushima/status/990776193157771265

私は、以下の理由で、このような活動への参加は、今後絶対に避けた方がよいとお勧めします。

(1)飯館村は線量が高いので、それによる外部被曝ももちろん問題です。

とくに、農作業をするような場合、一般的なガンマ線だけでなく、土壌に含まれる放射線核種からのベータ線による手足の集中的被曝があり、それによる炎症などのリスクがあると考えられます。

(2)もっと問題なのは、テレビでも何度も取り上げられている、水や脂肪や酸などに溶けないガラス状の放射性微粒子の存在です。

http://www.dailymotion.com/video/x2d2j8i
http://www.dailymotion.com/video/x5pdjcr

とくに危険なのは、およそ粒径1ミクロン程度の小さい種類の微粒子でしょう。

農作業を行えば、吸い込む可能性は極めて高くなります。

NHKの指摘する大型のセシウム含有微粒子も危険ですので、必ずマスクをすることが必要です。

NHKが分類する小さな微粒子も、マスクをしなければ予防できませんが、PM2.5対応のマスク程度では吸入を効果的に防ぐことができません。

小さな微粒子は、大まかに、1ミクロンでおよそ1ベクレル(毎秒1回の壊変が起こる)程度の放射線量があることが分かっています(上記NHK番組など)。

(3)いま、これを1個、呼吸により、肺の内部に深く取り込んだと仮定しましょう。

この微粒子は、鉄分を含み、肺胞にくっついて離れず、体外にはほとんど排出されません。

1ベクレル程度だから「全く取るに足らない」と多くの人は感じるでしょうし、専門家たちは「安全だ」「心配ない」「これを危険というのは風評だ」と断言するでしょう。

しかし、このような微粒子は、沈着すると、長期にわたって肺の中で、
周辺細胞に放射線を集中的に照射し続けます。

局所的な放射線量は、極めて大きくなります。

細胞DNAの直接および間接(つまり活性酸素等による)の切断や損傷はもちろん、近傍の細胞の慢性炎症を引き起こすでしょうし、炎症は周辺細胞に広がって行くでしょう(バイスタンダー効果)。

ヨーロッパ放射線リスク委員会(ECRR)は、このようなセシウム含有不溶性微粒子の危険度を、外部被曝および人体内の自然放射能であるカリウム40の400倍から5万倍と規定しています(『2010勧告』表6.2 日本
語版95ページです)。

不溶性粒子による内部被曝のリスクが20から1000倍、セシウム137のような2段階原子壊変する核種による内部被曝のリスクが20から50倍だから、掛ければよいのです。

http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_chap6_9.pdf

ですから、ECRRのリスク係数からは、わずか1個のセシウム137含有不溶性放射性微粒子の1ベクレルは、実際には、400から5万ベクレル相当分(対数の中央値で採って約4500ベクレル分)のリスクがあると、警告できるわけです。

いま中央値4500ベクレルで考えてみましょう。

彼らに近いと思われる専門家たち(たとえば『しあわせになる『福島差別』論』
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/sa/0939.html 
の著者の一人安斎育郎氏など)が「影響がない」と言っている人体内自然放射能・カリウム40による内部被曝約4000ベクレル(このような議論は明確な間違いですがいま仮に想定しましょう)を、
1個でも吸入すれば、
超えてしまうレベルなのです。

最小の400ベクレルと仮定しても、微粒子を10個を吸入すれば同じことです。

つまり、このような専門家にしたがっても、「影響がある」可能性を十分に考えられるのです。

(4)土壌の中には、セシウムが溶け込んだ土の微粒子も多く含まれており、これらの水溶性微粒子の危険性もあります。

また、イオン状態のセシウムも、身体に付着した場合危険です。

まだ研究が進んでいませんが、福島事故ではミクロン以下のナノ・サイズという超微小レベルの不溶性放射性微粒子が、さらに極めて多く放出されていることも、指摘されています。

私どもの微粒子の論考をご参照ください。
http://blog.acsir.org/?eid=31

原資料は以下にあります。
http://www.nature.com/articles/srep02554

このような放射性超微粒子は、マスクでは吸入を防ぐことができず、どうしようもありません。

しかも、吸い込んだ場合、肺からさらに血中に取り込まれ、体内で放射線を出し続けます。

また、ナノサイズ微粒子は、皮膚からも体内に侵入します。

(5)「青年」の放射線感受性は高いので、それを控えめに平均の1.5倍と見積もっても、先ほどの微粒子で600から7.5万ベクレル(中央値で約6800ベクレル)となります。

彼らの側の専門家の基準でも、けっして安全と言うことはできないでしょう。

1個あたり数十ベクレルの微粒子の場合は、上記で検討した被曝量の数十倍と考えられます。

(6)靴や衣服に付着して来る微粒子による家族やその他の人々の被曝リスクも同様です。

(7)もちろん、支援に行って帰った後すぐには、何の健康影響もないかも知れません。

ですが、5年・10年・20年…と経って行けば、現在アスベストについて指摘されているような肺がんなどが確率的に生じる可能性は、十分予想できます。

さらに、いろいろな炎症性の疾患やアレルギー疾患などのリスクも当然高まると考えるべきでしょう。

(6)放射線に対する感受性には個人間の大きな差異がある点も重要です。

遺伝子の変異により体質的に放射線に対して影響を受けやすい人々がいることです。

原子力推進側の国際機関ICRPの推計でも人口の1%、ECRRでは6%、
『チェルノブイリ被害の全貌』を書いたヤブロコフ氏らによれば10から14%
存在するとされています。

つまり、最大では、7人に1人くらい高感受性の人がいる可能性があります。

これらの人々は、同じ被曝をしても、平均的な人々よりも2から3倍(エリック・ホール氏ら)から、約10倍(本行忠志大阪大学教授)程度までの大きなリスクを受けることになります。

https://www.amazon.co.jp/Radiobiology-Radiologist-Eric-Hall-DPhil/dp/1608311937/ref=pd_lpo_sbs_14_t_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=Y7R3E2BKXNWT629THE0E

http://seisan.server-shared.com/664/664-68.pdf

(7)要するに、彼らに近い専門家の立場を仮定しても、
微粒子吸入だけで
今回のツアーの危険性を指摘することができるわけです。

これらの理由から、
これらの危険性を明確に自覚し、それでもなおかつ身を捧げるという覚悟を決めた若者以外は、
このような活動には参加させてはならないし、
そのようなリスクの説明なしに参加を呼びかけることは、
基本的人権と人命に対して配慮を怠った、全くの無責任な行為であると言わざるを得ません。

このような、参加した若者を、今後長期にわたる、健康上の、最悪の場合生命に係わる、リスクに曝す、無責任極まりない行動を、日本共産党の指導下にある青年組織が率先して行うという事態に対して、党中央がどのような責任を負うつもりであるのかが問われると考えます。

(8)これらの点からだけでも、飯館村や避難解除地域はいうまでもなく、福島県や周辺諸県の広い重度汚染地域からは本来は避難しなければならず、
首都圏を含むさらに広い地域において避難の権利と避難者への公的保障が認められなければならないのです。

本来避難すべき放射能汚染状況の下に、子どもや妊婦も含めて帰還させ、住まわせようとする政府の残虐で非人道的な政策を許してはなりません。

避難しなければならないのです。

(9)これは、日本共産党だけの問題ではありません。

このことが、中央政治レベルでも地方政治レベルでも、日本共産党を含む全ての政党と政治団体にとっての中心的な政治課題の一つにならなければなりません。

また、そうなるように、様々な形で働きかけしていかなければなりません。

児童生徒や学生・若者の中で、避難者の話を聞く機会を作っていく努力をしていきましょう。

それはもう始まっています。




渡辺さんは、今年の2月に、下記の発信もされました。転載します。

 
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Date: Thu, 15 Feb 2018 14:49:57 

共産党ホームページのビデオ/速報


皆さま
渡辺悦司より

転送歓迎です。

以下の情報、メールで回ってきました。とりいそぎお知らせします。

日本共産党のホームページに、小池書記局長とおしどりマコ・ケンさんのインタビューのビデオがアップされています。

http://www.jcp.or.jp/web_info/tokoton.html

この中の30分51秒くらいからの展開が非常に重要と思います。
小池氏が、野口氏らの『しあわせになるための『福島差別』論』
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/sa/0939.html 
の路線とはっきりと一線を画したと考えるほかない発言をしています。

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マコさんが「原発事故の汚染の話を口にする」と「共産党の方が多くおられたんですけど、汚染のことを口にするんだったら福島に住むな、福島から出ていけ、というふうに何人もの方がおっしゃって、すごいつらかったです」というと、

小池書記局長は「福島というところだから、複雑な思いがあるんだろうけれども、、汚染を言うんだったら住むなというのは、やっぱり共産党の、この間、言ってきた政策とも違う」「誤解をまねく発言かと思います」。

「やっぱり今、福島は依然として線量が高いわけだし、特に放射線の被害というのは、閾値がないわけだからやっぱり、発ガンの可能性というのは、放射線を浴びれば少量であっても、出てくるわけだから、これだけ広範な地域で被ばくした経験というのはないわけだから、そういう意味では、いろんな被害が出てくるのは想定されているわけです」。

「被害のことを口にするのはダメなんていうことではなくて、やっぱり、真剣にこれは健診なんかやらなくてはいけないし、やっぱり、いろんな不安を持
っているわけではないですか、住民の人は、特に、小さな子どもを持つお母さん、お父さんというのは不安をもっているわけだから、それに応えるというのが、僕ら(共産党)の基本的立場だし、福島なんかでも議会では、そういう健診活動なんかはしっかり充実させるようにという立場で、取り組んでいます」と答えています。

私自身は、政党情報に詳しいわけではないので、確たることは言えませんが、次のことだけは明確でしょう。

共産党中央は、今までから、野口らの線をメインとしながら、一部は内部被曝の危険性に関する見解も紹介するなど、いわば「両論併記」な態度もあわせてとってきました。

ですが、今回のように、共産党の中央にいる責任ある立場の担当者が、はっきり、公然と、野口らのグループの路線(復興庁の「風評払拭戦略」の政策方針を下支えしていこうとする)を批判したことはなかったように
思います。

もちろん、これにより、事故以前は「反原発」を「反科学」と攻撃し、野口氏らのような傾向が共産党系の原水爆禁止運動のトップの立場に立つということを容認してきた共産党中央の責任がなくなるわけではありません。

また、今回のインタビューでも、福島の子供の甲状腺がんの放射線被曝との関連は、曖昧に「研究」課題とするなど、正面からは認めていません。

しかし、今まずは、
(1)このニュースを拡散し、政府の「風評払拭」政策への協力が共産党中央の方針ではないという小池発言を広く人々に知らせること、
(2)共産党自身が福島事故の被曝問題にどういう公式見解を
表明するのか、
被害が「ある」と明確に認めるのか、
被害は「一切ない」という政府見解をどのように批判するのか、
またどの程度・規模・範囲の
被害を認めるのか、
つまりどう責任を取るつもりなのかを、見守り見極めることでしょう。

広範な人々の努力、被害者や避難者の皆さまの闘い、それと結びついたわれわれの努力が、一つの流れとなって、最低限で表現しても「二面的」だった共産党中央を動かす大きな力となろうとしていることは、間違いありません。

その意味で、今回の小池書記局長発言は、わずかですが、極めて重要な一歩前進です。

多少は自信を感じてもよいかと思います。
頑張りましょう。

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以下、篠原英雄氏による該当部分全文の文字おこしです。
1月30日(火)放送(全1時間11分55秒)

「おしどりマコ&ケンの小池あきら突撃取材」
【ゲスト】おしどりマコさん、おしどりケンさん
【MC・司会】小池書記局長、朝岡晶子さん
(放送時間帯の30分51秒?36分24秒の部分・約5分30秒の文字起こし)

(小池書記局長)原発のことで、共産党と、なんかいろいろあったと聞いたんだけど。

(おしどりマコ)そうなんですよ。ネガティブな話なんです。

先月、12月に福島県に行った時、仕事の後、地元の方とごはんを食べたんですけど、その時
に、原発事故の汚染の話になって、それで地元の方が、原発事故の汚染の話を口にすると、そこにおられた元共産党の自治体の市議の方が、そして、議員をやっておられないけど共産党の方が多くおられたんですけど、
汚染のことを口にするんだったら福島に住むな、と。福島から出ていけ、というふうに何人もの方がおっしゃってすごいつらかったです。
でもそれは、一部の方だと思うんですけど。取材をしてて、あっちこっちの自治体の共産党の特に女性の方がすごく動いていらっしゃるのを見ているんですけど、
でも原発事故から何年もたって、2017年12月の段階でも、汚染を言うんだったら、福島に住むなって、地元の共産党の方が言われるというのは、すごい切なかったです。本当に。

(小池書記局長)福島というところだから、複雑な思いがあるんだろうけれども、、
汚染を言うんだったら住むなというのは、やっぱり共産党の、この間、言ってきた政策とも違うから、それは、誤解をまねく発言かなあと、思いますけどね。
どういう文脈で出ているのかわからないけど。ただ僕らは、
やっぱり今、福島は依然として線量が高いわけだし、特に放射線の被害というのは、閾値がないわけだからやっぱり、発ガンの可能性というのは、
これは放射線を浴びれば少量であっても、それは出てくるわけだから、
これだけ広範な地域で被ばくした経験というのはないわけだから、
そういう意味では、いろんな被害が出てくるのは想定されているわけですよね。
だから、被害のことを口にするのはダメなんていうことではなくて、やっぱり、真剣にこれは健診なんかやらなくてはいけないし、
やっぱり、いろんな不安を持っているわけではないですか、住民の人は。特に、小さな子どもを持つお母さん、お父さんというのは不安をもっているわけだから、
それに応えるというのが、僕らの基本的立場だし、福島なんかでも議会では、そういう健診活動なんかはしっかり充実させるようにという立場で、取り組んでいますから。

(おしどりマコ)ほんとうですか。うれしいね。

(小池書記局長)健診は、打ち切りじゃないですか、今、方向として。

(おしどりマコ)そうなんですよ、縮小になっていて。

(小池書記局長)あれは、絶対にまずいと思っていて、やっぱり、甲状腺ガンなんかわね、因果関係なんかどうなのか、これは、きちんと研究しないといけないと思っているんですよね。

だから、そういったことは、そういう(切ない)思いをさせてしまったことは悪かったなあと思います。

(おしどりマコ)今日は、小池さんにお会いできるので、すごいうれしかったです。本当に。

(小池書記局長)もし、今度、そういうふうに言われたら、小池さんは、違うと言ってました、と。

(おしどりマコ)そうします。福島県の県民健康調査は、県が予算を組んで、そして県立医大が事業の委託で、健康調査をしているので、福島県の県議の方が動いて下されば、すごくクリアになる問題がいっぱいあって、福島県の共産党の方、紹介してください。お願いします。

(小池書記局長)みんな、けっこう一生懸命、やっていますよ。


 

京都の菊池です。の連絡先 
ekmizu8791あっとezweb.ne.jp 
(送信の時は、あっとを@に変更して送信してください)


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