[CML 024450] Re: 従軍慰安婦は高給取りだったか

小林久公 q-ko at sea.plala.or.jp
2013年 5月 23日 (木) 20:25:04 JST


田島 様

小林と申します。
貴重情報を有難うございます。

せつかくですので、下記のことに関して、情報共有として私見を一言お伝えします。

(秦)戦中のソウルの新聞に「慰安婦至急大募集。月収300円以上、
本人来談」のような業者の募集広告が、いくつも発見されている事実を
指摘したい。日本兵の月給が10円前後の当時、この高給なら応募者
は少なくなかったろうから強制連行する必要はなかった。

私は、この新聞広告は、「慰安婦」の斡旋を軍から請負った業者が、
他の業者に対して、300円最大3,000円の前借金を支払うので、
女性を斡旋してくれと広告を出したものと考えています。

その理由は、当時の朝鮮社会で新聞広告、それも日本語の新聞広告をだしても、
庶民は、その広告を目にすることも読むことも不可能に近かったからです。

ちなみに、『朝鮮人強制連行』(岩波新書)によると、その時代の農村では、
役場や学校以外では新聞をとっている家庭はゼロかほとんどない」と考えられており、
また、当時の識字率は低く、解放直後のハングル理解率でさえ22%であったことを述べています。

この新聞広告が出されているのは、1944年夏から秋にかけてですが、この時期は、
若い娘が一人身で居れば日本に引っ張られるとの危機意識が社会に蔓延しており、
多くの母親が娘の結婚を急がせている時期です。
いわば、「慰安婦」女性を捕まえようにも、甘言を弄して集めようにも、人がいない
状況でであったと思われます。
そのような状況のもとで、業種同士の情報交換として、このような新聞広告が出され、
そこに書かれている金額は、人身売買の金額であったと考えられます。

ちなみに、当時の兵の月給は、二等兵6円、上等兵10円、少尉70円、少佐220円、
大将550円といわれています。

ご参考までに私見を述べさせて頂きました。

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小林久公
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携帯電話 090-2070-4423
FAX  011-596-5848
住所 061-2273 札幌市南区豊滝442-90

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From: "T.kazu" <hamasa7491 at hotmail.com>
Sent: Thursday, May 23, 2013 8:27 AM
To: "「平和への結集」市民の風" 
<uniting-peace at yahoogroups.jp>; "CML" 
<cml at list.jca.apc.org>
Subject: [CML 024433] 従軍慰安婦は高給取りだったか

| ni0615田島です
| 連投お許し下さい。
| 今朝のWEB報道から
|
| 産経新聞、読売新聞、日経新聞は、
| 橋下擁護に懸命です。
| 自民党安倍が擁護しないので、代わりにそれを担っているのでしょうか?
| その点では、橋下は正直です。
|
| ◆J-CASTニュース
| 橋下氏、慰安婦発言するのは「自民が言わないから」 自民有力議員の「持論封印」姿勢を批判
| 2013/5/22 18:26
| http://www.j-cast.com/2013/05/22175654.html
|
| 産経新聞にはさっそく
| 元大蔵省官僚で元防衛研修所(防衛研究所)教官で、
| 沖縄集団自決裁判では現地軍司令官を擁護した、秦郁彦氏が駆けつけました。
|
| ◆産経新聞
| 現代史家・秦郁彦 橋下発言の核心は誤っていない 

| 
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%BE%B7%B3%B0%D6%B0%C2%C9%D8#p8
|
| 日経新聞には、維新の会国会議員団長平沼赳夫を登場させました。
| 赳夫は、平沼騏一郎の養子です。
| 騏一郎は、1939年総理大臣、日米開戦時の内務大臣で、戦後はA級戦犯として終身刑。
|
| 内務省といえば、慰安婦募集の主務官庁だったところです。
|
| ◆日経新聞
| 平沼氏「発言、物議醸す」 橋下氏に苦言
| 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS22040_S3A520C1PP8000/
|
|
| じつは、この2つには共通したメッセージがあります。
|
| (秦)戦中のソウルの新聞に「慰安婦至急大募集。月収300円以上、
| 本人来談」のような業者の募集広告が、いくつも発見されている事実を
| 指摘したい。日本兵の月給が10円前後の当時、この高給なら応募者
| は少なくなかったろうから強制連行する必要はなかった。
|
| (平沼)「従軍慰安婦といわれている人達は私は『戦地売春婦』だと
| 思っている。将校が逆立ちしても及ばない高給だ」とも述べた。
|
| つまり、この2人の老人は、
| 『慰安婦はが高級売春婦』だったといってるのです。
| 本当でしょうか?
|
| 買売春天国である今日の日本社会に住む若い人は、 

| これに、すぐだまされてしまうかもしれませんね。 

|
| 実はカラクリがあるのです。
|
| 従軍慰安婦には現地の「軍票」で報酬が支払われました。
| それも中間搾取されて。
| それに対して日本兵の俸給は誠に貧給ながら、「円」で内地に残る家族に支払われました。
|
| 「軍票の円」と「内地の円」「朝鮮の円」は、等価ではありません。
| 1943年44年のビルまでは、「軍票の円」は「内地の円」に比べて数千分の一の価値しかなく、
| 1945年8月戦争が終って、実家に送金しようとしたときには、18万分の1に下落していました。
| (日銀調査)
|
| 詳細はこちらをご覧ください。
| 
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%BE%B7%B3%B0%D6%B0%C2%C9%D8#p8
| 秦、平沼ともに
| こうしたカラクリを、十分承知の上で語っているのです。
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| 「高級売春婦だった」という悪宣伝は、かつてWEB上に散々あったのですが、
| 著名人の口から語られる、という新段階に立ち至ったようです。
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| ※従軍慰安婦の「仕事」には
| 曜日によって「将校」相手か、「兵士」相手かの割り振りがあって、
| 週の半分以上は「将校」相手をさせられたようです。
| 部隊隊長の中には慰安婦を「現地妻」のように独占して、
| 部下将兵から、顰蹙をかった者もいました。(米軍調書)
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