[AML 4294] またアイヌ・ウィルタの存在無視の発言

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2005年 10月 27日 (木) 20:10:49 JST


 坂井貴司です。
 転送・転載歓迎。
 
 鈴木宗男、平沼赳夫に続いて、またアイヌとウィルタの存在を無視する政治家の発言です。
 
 それもよりによって私が住む福岡県に開館したばかりの

 九州国立博物館
 http://www.kyuhaku.com/pr/

 での、開館記念式典の来賓祝辞です。
 
 「麻生総務相「一民族の国はほかにない」九博開館式で発言」
 http://www.asahi.com/politics/update/1016/001.html
 2005年10月16日 朝日新聞
 
 麻生太郎総務大臣
 http://www.aso-taro.jp/index2.html
 はここで、「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」と発言しました。
 
 「一民族」だから日本は素晴らしい国だ、と麻生総務相は思っているのでしょうか。
 「一民族」はアードルフ・ヒトラーが好んで使った言葉です。

 この言葉にどれほど多くの人々が傷ついているのか、麻生総務大臣は分かっていません。鈍感な政治家です。
   
 当然、アイヌの市民団体は抗議文を送りました。
 
 「「日本は一民族」発言に抗議 札幌の市民団体が総務相らに質問状」
 2005年10月26日 北海道新聞  
 http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051026&j=0022&k=200510268573
 
 民族の存在を無視するのは、最悪の民族差別であると思います。
 
 なお、麻生太郎総務大臣は、かつて福岡県・筑豊地方にあった多くの炭鉱を所有していた麻生家の一員です。麻生家は経営する炭鉱に、明治初期から朝鮮人労働者を送り込み、暴力的な労務管理を行い、日本人労働者よりも安い賃金で酷使して、巨万の富を築きました。そしてその富を元に政財界に進出しました。麻生総務大臣の祖父は吉田茂元首相、父は衆議院議員を務めた麻生太賀吉です。麻生総務相が政界に入る前に在籍してた麻生セメントは、福岡県有数の大企業として大きな影響力を持っています。


 
 ところで、麻生総務大臣はかつて自民党の実力者だった野中広務氏について、
 
 「あんな部落出身者を日本の総理にはできないわなあ」

と発言しました。
こ発言は魚住昭氏の著書『野中広務 差別と権力』344ページ「第16章 差別と闇」に書いてあります。

全国地域人権運動総連合
http://homepage3.nifty.com/zjr/topics8.htm
より。

 麻生家はまた、経営する炭鉱で多くの被差別部落出身者を酷使してきました。差別を利用してのし上がっと言えます。
 
 なお今のところマスコミは、麻生総務大臣の九州国博での発言は大きく取り上げていません。鈍感なのか、腰が引けているのか・・・。
 
 本当にアイヌの置かれている現状はトホホです。
 
坂井貴司
福岡県柳川市
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