[AML 1554] 柳美里氏のブログが荒らされた事件の記録
九郎政宗
clawsince2003 at yahoo.co.jp
2005年 5月 15日 (日) 05:07:18 JST
九郎政宗(@ CLick for Anti-War)です。
・・・作家の柳美里さんのブログ(ネット上の日記のようなもの)
http://www.yu-miri.com/mt をめぐって、 つい最近、こんな事件が
ありました。
とりあえず人の記憶にとどめておくべきだろうと思い、投稿いたします。
当該サイトに、以下のような日記が発表されたのが5月10日のことです。
<引用開始>
▼今日も、いいお天気ですね。
(@柳氏のブログ「名づけえぬものに触れて」 2005年05月10日 11:34付)
明け方、息子の泣き声で目が醒めた。
「チョーセンジンじゃない! チョーセンジンじゃない! チョーセンジンじゃない
!」
うなされている。
「どうしたの……だいじょうぶだよ……夢だよ……」
と背中を撫でながら、ショックだった。
わたしは、<チョーセンジン>という言葉を使ったことがない。
カレもだ。
昨日から幼稚園がスタートした。
<おともだち>にイジメられたとしか考えられない。
5歳の<おともだち>が、<チョーセンジン>の意味を知っている
はずがない。
GW中に、<おかあさん>が<おとうさん>や<おじいさん>や
<おばあさん>に、
「柳さんってチョーセンジンなのよね。チョーセンジンってやぁね」と
話しているのを聞いたのだろう。
そんな風に、差別意識は親から子へと伝達される。
わたしが、最初に<チョーセンジン>と罵られたのも、たしか5歳の
ころだった。
今日は遠足。
朝、<チョーセンジン>について話し合う時間はなかった。
さっき、母に電話した。
母は、「悔しいわねぇ」といって、嗚咽した。
5歳のときに日本に渡ってきた母も、いやというほど<チョーセン
ジン>と罵られてきたからだ。
遠足から帰ってきたら、そうだな……いちばんリラックスする
お風呂の時間に訊いてみよう。
日本と韓国、日本と北朝鮮は、友好的な関係を築いているとは
いえない。
とりわけ北朝鮮とは、敵国とはいわないまでも、息子が成人する
までのあいだには、
さまざまな衝突が起こることが予想される。
知らされていることは僅かなのに、知っていると思い込んでいる。
知らないことによって敵意は育てられる。
すくすく、すくすくと、大きな木に育つ。
いつしか森になっている。
どこまでも、どこまでもつづく敵意の森。
森から抜け出すのは難しい。
お風呂のなかで、韓国と日本、北朝鮮と日本、韓国と北朝鮮の
関係について、
話さなければならない。
泣いている場合ではない。
<引用ここまで>
・・・この日記の内容が、巨大掲示板『2ちゃんねる』に張り出されたのが
5月14日。
▼柳美里の息子がうなされる「チョーセンジンじゃない! チョーセンジン
じゃない! チョーセンジンじゃない!」
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1116070143/
▼【国内】柳美里氏の息子がうなされる「チョーセンジンじゃない!」[05/14]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1116070612/
▼【国内】柳美里氏の息子がうなされる「チョーセンジンじゃない!」★2[05/14]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1116080907/
▼【速報】息子「チョーセンジンじゃない!」とうなされる【イジメ?】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1116074574/
・・・一読すればわかるように、これらのスレッドはコリアン・「在日」に対する
差別的な言説の見本市のようなものです。
こうしたスレッドに刺激された者たちによって、柳氏のブログへの
荒らし書き込みが開始されました。
14日の深夜には、同ブログの当該ページは、管理人によって、
荒らし書き込みごと削除された模様です。
更に詳しい話は、以下のページにて記録してあります。
▼柳美里氏のブログが荒らされた事件の記録
まとめページ
http://d.hatena.ne.jp/claw/20050515
当該ブログの記録
http://ch.kitaguni.tv/u/8016/%a1%da%b5%ad%cf%bf%a1%db/0000217141.html
http://ch.kitaguni.tv/u/8016/%a1%da%a5%c6%a5%f3%a5%d7%a5%ec%a1%db/0000217111
.html
・・・あまり愉快な内容ではありませんが、荒らし書き込みの内容も
保存できる限りは残してあります。
人種差別主義者が、どのような偏見を持っているか、いかに卑劣な
デマゴギーや詭弁を弄するかのサンプルがなければ、それを
突き崩すための対策ができないからです。
・・・同時に、以下のような心やさしい書き込みがあったことも
紹介しておきたいと思います。
<引用開始>
黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』の一節を思い出しました。
マサオちゃんと呼ばれている男の子が、ある日、徹子さん(小学校
低学年)の前に仁王立ちになって、いきなり「チョーセンジン!」と
言い放ちました。言われた意味がわからず、家に帰ってお母さんに
訊くと、「あなたは日本人で、マサオくんは朝鮮という国のひとなの。
でも、あなたもマサオくんも同じ、子供なのよ」とお母さんは彼女に
話します。「きっと、周りの子たちが、チョーセンジン、チョーセンジンと
言ってマサオくんをからかうから、「バーカ!」と同じような悪口だと
思っているんでしょうね、きっと……」と。
徹子さんは、今度マサオくんに会ったら「みんな同じ子供!」と言って
仲良しになろう、と思ったものの、それ以後彼に会うことはなかった
――そんな話でした。
・・・
<引用ここまで>
九郎政宗 拝
▼CLick for Anti-War
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ブログ http://d.hatena.ne.jp/claw/
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