[AML 0836] エルダル・ドーガンさんの不当収容に抗議する声明文

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2005年 3月 18日 (金) 23:43:07 JST


津村洋です。

転送歓迎です。

エルダル・ドーガンさんの不当収容に抗議する

内閣総理大臣 小泉 純一郎 殿
法務大臣   南野 智恵子 殿
東京入国管理局長 坂中 英徳 殿

 本日3月18日、東京入国管理局に仮放免延長手続きのため出頭したクルド人難民エルダル・ドーガンさん(31)は、その場で身柄を拘束され、強制収容されてしまいました。彼は昨夏、国連大学前で難民認定を求めて座り込み抗議行動をした二家族の1人でした。
 もう一つの家族であるカザンキラン家のアフメットさん(49)、ラマザンさん(20)がトルコに強制送還され、国内外の厳しい批判を浴びたことはまだ記憶に新しいところです。

 彼は2月25日の難民不認定処分と退去強制令書の取消を求める訴訟で棄却判決を受けましたが、3月11日に控訴していました。またドーガン家については、支援者たちによってカナダ出国が具体的に進んでいるところでした。私たち支援する会も彼らのために5000筆の署名を集め、14日には国会議員を伴って署名を提出する一方、収容しないように強く要請したばかりです。カナダへの出国準備が着々と進んでいることも法務省はよく認識していました。なぜ逃亡のおそれもなく、自ら国外に出ていく準備が進んでいるエルダルさんを収容する必要があるのでしょうか?

 長女メルヴェ(6)はこの4月に小学生となります。エルダルさんは入学式を楽しみにその準備を進めていました。この国で生まれた長男メフメット(2)を抱えた奥さん、エルダルさんの弟デニズさんとともに、この日本での残る時間を平和裡に暮らせることを願っていました。日本政府および法務省は、収容によって彼らを再び引き裂き、悲しみのどん底に突き落としたのです。

 どの国も家族が安全に暮らす基本的な権利を非道な力によって奪うことは許されないはずです。速やかに解放して彼の家族の未来のために、人道的支援の努力を行うよう、強く求めます。

1.エルダル・ドーガンさんをただちに解放すること。
2.ドーガン家について安全を保障するため、速やかに難民として認定するか、在留特別許可を与えること。国内で不可能な場合、第三国への出国に協力すること。
3.カザンキラン家の残された五人についても、速やかに難民として認定するか、在留特別許可を与えること、。国内で不可能な場合、第三国への出国に協力すること。
4.国内の難民申請者への非人道的な扱いをただちに是正すること。 

2005年3月18日
クルド人難民二家族を支援する会
事務局長 東 文男



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