[AML 0410] [APA-Jフラッシュ No.17]世界社会フォーラム反戦会議決議
PPSG
ppsg at jca.apc.org
2005年 2月 7日 (月) 15:34:01 JST
アジア平和連合(APA)ジャパンおよびPP研の笠原です。
世界社会フォーラムでイラクをふくむ33カ国から約300人の反戦活動家が
参加し開かれた反戦会議の決議文をお送りいたします。翻訳はAPAジャパン
の国富さんです。
辺野古への連帯の表明、8月6−9日に「ノー・モア・ヒロシマ、ノー・モア・
ナガサキ」を訴えるグローバルアクションの提案も入っています。
また、3月19日、20日が戦争をとめるためのグローバル行動デーとして決
され、世界各国での行動を取りまとめはじめています。19日、20日に行動
を予定されている皆さんは、メール文中の連絡先アドレスまで情報を送ってくだ
さい。英文翻訳に関してサポートが必要な方は、APAジャパン
(ppsg at jca.apc.org)までご連絡ください。
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国富です。先日、WSF(世界社会フォーラム)の反戦集会についてのハーバ
ート・ドセナ(「フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス」)の文章を送
りましたが、正式の決議文が送られてきましたので、とりあえず翻訳したもの
を送ります。誤訳があるかもしれませんがご容赦を。
最後の行動提起で、辺野古の問題、ヒロシマ・長崎60年が入っていること
は注目すべきだと思います(ちなみに高里鈴代さんが沖縄からポルトアレグレの
WSFに参加し、辺野古の闘いをアピールしました)
(以下本文)
イラクで選挙が行われた日、世界の反戦運動、連合、諸組織が反戦集会に結集
し、3月19日、20日の大規模な動員を呼びかけた。イラクとパレスチナをふ
くむ33ヵ国の代表は、3月20日の件にとどまらない戦略と行動についても討
議した。次に記載するのは、この集会でなされた諸提案の報告である。これ以
外のキャンペーンの提案は、info-assembly at riseup.netまで。
イラク侵略から2年後の今日、米国でも、連合諸国でも、全世界でも、以前よ
り戦争への反対は多くなっている。戦争を正当化する口実は、すべて嘘であるこ
とが明らかになった。占領軍に対する広範で民衆的な抵抗が起こっている。10
万人以上のイラク人と1500人以上の連合国兵士が殺された。戦争に対するグ
ローバルな批判と、米国がイラクの抵抗を鎮圧できないという状況の下で、戦争
を止める真のチャンスが存在する決定的に重要な瞬間に私たちは立ち会っている。
今こそ、反戦運動が行動するときである。後退するときではない。今こそ、抗
議を拡大するときである。あきらめるときではない。イラクでの米主導の軍の敗
北は、グローバルな規模でアメリカの侵略に直面しているすべての人々の勝利で
ある。
私たちは、イラクとパレスチナの占領の中止を要求する。
私たちは、米国がイラン、北朝鮮、シリア、キューバ、ベネズエラなどへの侵
略をやめるよう要求する。とりわけ私たちは、米国が多くの国に侵略の脅しを行っ
ているラテンアメリカでのグローバル戦争の危険性に焦点を当てなければならな
い。私たちは、イラクからの軍の即時撤退、もう戦争はごめんだと要求し、3月
19日、20日の、戦争に反対するグローバル行動デーを呼びかける。私たちは、
波状的な大規模デモ、市民的不服従、そしてその他の抵抗形態を世界中で呼びか
ける。
《イラク》
私たちは、占領軍の即時撤退と、軍を帰還させるためのあらゆる努力を支持す
る。私たちは、戦争に反対する兵士、良心的な批判派、軍人家族を組織する努力
を支持する。私たちは、兵士募集キャンペーンに反対する運動を支持し、脱走兵
の政治的亡命権を支持する。
私たちは、占領に対するイラク民衆の抵抗権を支持しつつ、無辜の市民の殺害
を非難する。私たちは、私たちのキャンペーンをさらに強化するために、イラク
におけるあらゆる市民的・政治的抵抗、武装抵抗を理解するための努力を支持す
る。私たちは、中東の民衆との連帯のつながりを深めていく。
私たちは、世界中の米軍基地の閉鎖を要求し、核兵器廃絶、武器取引の禁止、
脱軍事化にむけたその他の動きを支持する。
私たちは、企業や国際金融機関によるイラクの経済的占領をやめさせる努力を
支持する。さらに私たちは、ボイコットや直接行動を通じて、戦争で儲けている
企業に反対するキャンペーンを拡大する。
私たちは、ブッシュやその同盟者たちがどこに行こうとも、彼らに抗議するよ
う呼びかける。
《パレスチナ》
私たちは、正義、自決権、エルサレムを首都とする主権国家、国連決議194
にしたがった帰還権の実行を求めるパレスチナ民衆の闘いを支持する。
私たちは、国際社会と諸国政府が、イスラエルに対して武器禁輸をふくむ政治
的・経済的制裁を実施するよう求める。私たちは、社会運動が、投資の引き上げ
とボイコットを求めて動員をすることも呼びかける。こうした行動は、イスラエ
ルに対して、不法な壁の建設を中止して、それを撤去し、あらゆる占領とアパル
トヘイト政策をやめさせるために、国際決議と、国際司法裁判所の勧告意見を実
行させることを目標としている。
私たちは、この闘いをともに担っているイスラエルの反植民地主義・反シオニ
ストの活動を支持する。
●私たちは、3月19、20日のグローバル行動デーと戦争をやめさせ占領を終
わらせる抗議の波に向けた呼びかけを再確認する。
※3月19、20日のデモの情報をwebsite at march19th.org
あるいはoffice at march19th.orgに送ってください
キャンペーンの詳細はinfo-assembly at riseup.netへ。
《3月19、20日にデモを行う諸国(予備的リスト)》
イラク、パレスチナ、アルゼンチン、ブラジル、インド、米国(400都市)、
イタリア、ギリシャ、アイルランド、日本、英国、トルコ、マケドニア、キプロ
ス、フィリピン、オーストラリア、タイ、南アフリカ、韓国、スリランカ、ハン
ガリー、ポーランド、カナダ、オーストリア、メキシコ、スペイン(バルセロナ、
マドリッド)、ハワイ、ベネズエラ、ニュージーランド、オランダ
《詳細な行動計画》
3月19、20日への提案
・共通スローガン:Troops Out of Iraq Now! No
More Wars(軍隊はいますぐイラクから出て行け もう戦争はいらない)
もちろん各国では、それぞれ独自のスローガンを自由に使用
・それぞれの国で大きなデモ、あるいはその他の抗議の形を。
・デモを行うすべての都市と国のリストを共通のウェブサイトに掲載しよう。
(http://www.march19th.org/ )
《中東とのつながりを築き上げ、抵抗を強化するための提案》
・イラクのさまざまなグループと反占領勢力を招いて、グローバルな反戦運動と
対話する円卓会議をイラク国外で組織する。
・イラクと他の市民社会との連携を築き上げる既存のキャンペーンを支持する。
・「抵抗の声」というマルチメディアプロジェクトを作るために、イラク人とと
もに活動するチームをイラクに派遣する。それは米国の占領状態をなくす動員に
資するため、イラクでのさまざまな抵抗形態を示すための手段である。
・中東との連携のためにあらゆる機会を利用する。たとえば3月24−27日の
カイロ会議、6月に開催される地中海社会フォーラム、2005年イラク国際法
廷、2006年6月21−27日にカナダのバンクーバーで開催される世界平和
フォーラムなど。
・努力の重複を避けるため、さまざまなコンタクトや情報の共有を促進する。
《米国による他の侵略の脅威に反対する提案》
・ジョージ・ブッシュは、グローバル戦争のシンボルであるため、彼が行くとこ
ろどこででも抗議行動が行われるべきである。
(1)7月2−6日 スコットランド・エジンバラ/ブッシュとG8に反対す
るグローバルアクション
(2)11月 マル・デル・プラタ/ブッシュと米州大統領サミットに反対する
抗議行動
・イラン、北朝鮮、シリア、キューバ、ベネズエラその他の諸国に対する攻撃あ
るいは侵略の脅しに反対するキャンペーンのために私たちの反戦活動をリンクさ
せよう。
《戦争によって儲けている者、国際金融機関に反対する提案》
・戦争で最も儲けている二つの企業(ハリバートンとベクテル)に対する抗議
と直接行動を強めよう。
・人びとが米英の多国籍企業の製品を購入せず、そのかわりに地域企業の製品を
購入するよう促そう。
・戦争に反対する立場をとる社会的責任を果たしている企業を励まそう。
・世界貿易機関(WTO)、とりわけ12月13−18日に香港で開催される第
6回閣僚会議に抗議しよう。
・イラクのWTO加盟を阻止するキャンペーンを始めよう。
・戦争で儲けた者についての資料をアラビア語で広めよう。
《パレスチナに関する提案》
・パレスチナに市民訪問団を送ろう。
・イスラエルへの制裁、ボイコット、投資引き上げのキャンペーンを始めよう。
・イスラエルへの武器禁輸と経済協定の停止のキャンペーンを始めよう。
《戦争抵抗者への提案》
・イラク占領連合国を支持する諸国の反戦勢力が、その戦略を調整するための集
まりを組織しよう。
・青年たちに軍隊に入らないよう促す努力を強めよう。
・イラクでの戦闘を拒否する兵士たちを支援しよう。たとえば
(1)亡命の場を提供するカナダや個々の都市を支援する。
(2)異議をとなえる兵士たちのスピーキングツアーを組織する。
(3)戦闘を拒否したさまざまな諸国の兵士たちの話を集約する。
《軍事基地と核拡散に反対する提案》
・世界中の外国軍基地の閉鎖を求める国際的運動を築き上げるプロセスを支持し、
参加しよう。
・辺野古の米軍基地建設を阻止する沖縄民衆の闘いに連帯の意を表明しよう。
・核兵器廃絶を求める5月1日のグローバルアクションを支持しよう。
・広島、長崎の原爆投下60年にあたり、8月6−9日に「ノー・モア・ヒロシ
マ、ノー・モア・ナガサキ」を訴えるグローバルアクションを呼びかける。
以上
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