[AML 4769] 数字が語る殺人狂ブッシュ

hagitani ryo gitani at sa.netlaputa.com
2005年 12月 2日 (金) 11:38:29 JST


萩谷です。

 数日前ですが、米国の死刑執行件数が1976の死刑制度復活以来1000件を超
えたと報じられました。
 最多の州がテキサスで352件と突出。2位がバージニアの94件。ついでオクラ
ホマが79件と、全体の半数以上が南部3州に集中。
 但し、死刑判決は90年代後半に年ごとに半減。イリノイ、ニュージャージーでは
死刑執行を猶予している。(時事通信配信記事の概要)

 死刑制度が廃止に向う動きを見せているのはいいことですが、この記事に書いてな
い、いっそう大事なことがあります。

 1000件超のうち2000年までの分は600件でした。
 2001年以後、ブッシュ政権の5年間では400件ということになります。
 平均すると、年間24件から80件に激増したわけです。

 国際法を平然とふみにじり、国家元首が率先して大規模な殺人と詐欺を行っている
違法国家は、それだけ、荒みきった社会になったと見ていいのでしょう。

 しかも、2000年までを見ても、600件のうち150件、つまり4分の1が、
ブッシュが知事だった6年間のテキサスに集中しているのです。
 州毎に憲法をもつ米国では、全州が死刑制度を行っているのではなく、50州中、
死刑存置州は28州です。
 28州で600件を割ると21・43件。これが平均的な死刑存置州1州が四半世
紀に行った死刑の件数です。
 彼の知事在任期間はこの四半世紀の4分の1弱なので、4で割れば5・36件。
 それなのに150件なのですから、平均の28倍の処刑を行った計算です。

 このなかには、知的障害者を処刑し、憲法違反性を指摘されているケースもありま
した。
 なにより印象に残っているのが、60代のDV被害者の女性が、長年暴力を振るっ
てきた夫を、ついに耐えかねて殺してしまったのすら、国際的助命運動を無視して処
刑したことです。
 もちろん、処刑された人の多くが貧困層の黒人です。

 ブッシュがホワイトハウスを盗むまでのテキサス州の累計死刑執行件数が300件
でしたから、彼一人で、同州四半世紀分のうちの半分を、それも6年間に行ったわけ
です。テキサスの平均的ペースに比べてもなおその2倍です。また、彼がいなくなっ
てから5年間では50件ほどだということです。これもあいかわらず全米随一のペー
スですが、ブッシュ時代の3分の1近くに落ちています。

 死刑にかぎらず、犯罪が増加し、監獄人口が増え、監獄が私営化されて、大きな市
場になる。
 いうまでもなく、その人口の圧倒的に多くが貧困層、有色人種です。冤罪も、優秀
な弁護士を雇えない貧乏人が被るのです。
 貧乏人には戦場か牢獄・・・これがブッシュの基本政策です。
 
 現在、世界190余の国で、死刑を廃止した国は100を超えています。ローマの
コロッセオには、新たに死刑を廃止した国が出てきたとき、その祝にコロッセオをラ
イトアップするための照明装置が設置されています。
 なのに日本は・・・
 


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